6年「何が溶けている?」12/6
A~Dの水溶液。水溶液は、「ものが溶けている液体」です。
「何が溶けているか調べる方法は?」
「匂い」「水を蒸発」が多かったです。「観察する」(見る)がなかなか出てきません。
A食塩水、Bうすい塩酸、Cうすいアンモニア水、D炭酸水
Cはアンモニア水、Dは炭酸水。誰も間違えません。
「選んだ理由は?」
「Cは、つーんとする匂いがします。」
「Dは泡が出ています。」
「Bはプールのような匂いがしました。」と気付いた人も数人いましたね。
この授業のことを妻に話しました。
「食塩水も潮の匂いがするんじゃないの?」
「ないよ。」
「だって海の水には匂いがあるのじゃない?」
「あれはプランクトンが腐った匂い。ハワイの きれいな海は匂いがないよ。」
「何で?」
「ハワイの海にはプランクトンがいないから。」
調べたことを要約。
ハワイにはほとんど川がありません。だから陸の養分が海に運ばれません。海に養分がないのでプランクトンはいません。
陸の生き物と海の生き物はつながっています。
1組
・驚きやうれしかったことは、「食塩水は後にものが残る」が合っていたことです。
・塩酸はプールの匂いがしました。
・うすい塩酸は、いつも 行っているプールの匂い、 食塩水はしょっぱい匂いがしました。
★食塩水の方は気のせい。
2組
・アンモニアはどうやっ て作るのかな?アンモニ ア水は鼻がツーンとしま した。玉井さん
★アンモニアを作る方法 は歴史的な大発明。
・〇さんがアンモニア水 に触っていたので、汚い と思いました。峯原さん
★アンモニアは汚くあり ません。触るのは✕。
・「蒸発したら固体が出てくる水溶液は」の問いに「食塩水とアンモニア 水」と答えました。気体が固体になるはずはありません。
早く気付けばよ かったです。
・食塩水を蒸発させたら、ポップコーンみたいに弾けたので面白かったです。実験は、一人一回の役割を持てました。
6年 Aさん「祖母の梅干し」7/23
祖母は毎年、梅干しを漬けています。ぼくは祖母のつくる梅干しが大好きです。
ビンに梅と塩を入れて数日後、赤シソを入れるというので見に行きました。
僕「前は梅と塩だけだったのに、水がたくさん出ているね。」
妹「おばあちゃん、お水を入れた?」
祖母「塩を入れておくと梅から水分が出てくるんだよ。梅から酸っぱさのもとがたくさん出てくると、赤シソを入れるサインだよ。」
僕「今から赤シソを入れるんだね。」
祖母「準備していた赤シソを入れるから見てね。」
僕妹「きれいな赤色に染まっていく。不思議~、何で?」
祖母「梅に含まれるクエン酸が、赤シソと化学反応して赤色になるみたいよ。」
調べて驚いたのは、梅干しがアルカリ性だということ。酸っぱい物=酸性と思っていたので、自分の間違っていたことに気付けました。
★梅干しは酸っぱいので酸性です。情報には科学的でない誤解やウソも混じっていることを知っておきましょう。
★クエン酸は酸性です。
6年 Bさん「スクラッチの新作ゲーム」12/3
休み時間、高橋さんが図面を描いていました。ゲームの図かな?と思って聞きました。
「新作のゲームは作りましたか?」
「はい。」
「それは楽しいですか?美しいですか?」
「これを作りました。」
クロームブックで見せてくれました。
「これは、すごいね。動画で撮ります。」
ゲームが進化してより複雑化、美化していました。スクラッチで対話型のゲームはできないかな?
6年 Aさん「ペットボトルロケット」7/17
B君とC君と自分で遊んでいました。
C君が、水道の蛇口にペットボトルをおいて、中に水を入れていました。
C「A君、これ見て。」
ペットボトルから手を放すと、ペットボトルが高く飛び上がりました。
自分「うわっ!」
B「驚いたー。」
C「こうやると、何でか分からないけどペットボトルが飛ぶんよ。
自分「たぶん、こんな感じかな。
ペットボトルの中に空気が入っていて、それが水に押されて圧縮していって、手を放すと空気が勢いよく出るからじゃない?」
家に帰って、気になるので調べました。予想は合っていました。本物のロケットも同じ 原理で飛んでいます。
★4年「水と空気」の学習で説明ができます。忘れましたか?
6年 Dさん「ツバメの巣の場所は?」8/2
ぼく「ツバメって何で家に巣を作るん?人がおったら近寄ってこんけん、巣は作らんよなぁ。」
母「天敵に襲われんけんよ。」
ぼく「天敵?他の鳥?」
母「カラスとかヘビ。カラスやヘビは人を恐れて近寄ってこんけん。」
母「ツバメは地面を歩きよらんの知っとる?」
ぼく「知らん。そう言われてみれば見たことない。」
母「何でか分かる?」
ぼく「分からん。」
母「足が短いけん歩くのが苦手なん。巣の材料を集める時だけ地面に降りてくるよ。」
★ツバメは、ほとんど空中生活。飛びながら寝ます。
また、人間の生活に関わって生き延びる作戦でしたが、人間の生活が急速に変わって苦戦。
この作戦を続けるのかな?
★地球上では、人間によって変えられた、家畜化された動物の方が圧倒的な数になっています。
食用の牛、豚、ニワトリが大部分。野生の動物はわずかです。これでいいのか?
6年 Aさん「放射線の影響」7/24
夏休みに読む本に、「原子力のサバイバル」という本を借りました。
ぼく「原子力とか放射線って知っとる?」
母 「福島の発電所のことはテレビで見たことあるけん。ちょっとは知っとるよ。」
ぼく「夏休みの本で“原子力のサバイバル”って本を借りたけん。」
母 「体を壊して亡くなっとる人もおるらしいよ。ちょっと調べてみて。」
自然放射線と人工放射線があります。
自然放射線は太陽、植物、空気、食べ物、建築資材から出ています。ほとんどは人体に影響を与えません。
人工放射線は量が多いので人体に影響があります。一定以上の放射線を浴びるとDNAを壊します。
細胞が死んだり、突然変異を起こしたりします。健康を壊したり、ガンになったりします。
ぼく「放射線は病気を治療するのに役だっているんだって。」
母 「ちゃんと扱い方を知らないと危険だね。」
ぼく「もうちょっと調べてみる。」
母 「分かるとええな。」
★放射線のレポート、二つ目です。関心がもっと高まっているのかな。
6年 Bさん「流れ星」7/26
私「Meetで田中先生が、流星群が見られるって 言っていたよ。」
母「見れたらいいね!」
私「そもそも流れ星って、何でできているの?」
母「お母さんが教えるよりも、調べた方が分かりやすいんじゃない?」
私「クロームブックを使って調べるね。」
流れ星は、星のくずからできています。星のかけらです。
この星のかけらは、とても軽くて小さく、ほとんどは砂粒から小石ほどの大きさです。
これが地球の空気にぶつかると、空気とこすれあって燃えて光ります。
毎年8月や10月に流れ星が多く見られます。それはハレー彗星のような“ほうき星”が、たくさんの星のかけらをまきちらすいからです。
★担任の代わりにMeetの経験をさせてもらったので、「リモート授業もできそう」という感覚をもらいました。
★流星群でなくても、流れ星が多い時期です。寒さと安全に気を付けて空を見上げてみましょう。
5年「角ばった大きな石が、丸く小さくなるのは」11/15.16
川の石が、上流から下流になるにつれて形・大きさが変わる理由を予想します。動画を見て。
予想の大半は「流れているうちに割れたり削られるから」。モデル実験で確かめます。
〇1組
・みんなでリレー形式でビンをつないでいきました。細かく振ることができました。
・特に、とおるさんがめちゃくちゃ頑張っていました。
・これほど削れるとは!
・最初と最後の写真を見比べると、とても形が変わっていました。
・とても疲れました。長い時間振ったけど、まだ四角っぽかったのでびっくり。
・流の石は、ものすごい時間をかけて丸くなったおじいちゃん石と分かりました。人間みたいだな。
★この表現、すてきです。
〇2組
・水が石の破片で、とても白くなったので驚きました。
・石を丸くするのに頑張りすぎて手が痛いです。でも自分の中では一番です。
・本気を出しすぎて、すごく疲れたけど、きれいな丸い石になりました。
・みんな頑張って振っていたので、ぼくもがんばれました。
・みんなで協力して楽しかったです。筋肉痛になりそう。
★恵美子先生は筋肉痛になりました。
・面白かったし楽しかった。川で確かめたい!
・昨日、1組の子が「とても楽しかった」と言っていたので気になっていました。本当に楽しかったんだな。
・他の班の人と近づきすぎて、あぶなかった時 班の子が注意してくれました。
6年「火山灰の観察」11/15 (6年生は集中の持続力がついてきたので、1.5時間で計画)
「砂岩は何でできていますか?」「砂です。」
「泥岩は?」「泥です。」
「凝灰岩は?」「火山灰です。」
凝灰岩
「今日は火山灰を観察します。」
用意した火山灰地層の土は3種類。何万年も土に埋もれています。ていねいに洗えば、きれいな火山灰が見えます。
①「水で洗う・汚れた水を捨てる」を繰り返す(これが一番大切)
②ろ紙に移して水を切る
③ルーペで確認
④解剖顕微鏡で観察・記録
*いずれもAさんの画像から。下は上画像の一部を拡大
・火山灰は、そのまま火山灰と思っていたけど洗わないと見えないことが分かりました。
・火山灰を洗って泥をとるのが一番難しかった。
・同じ火山灰でも、噴火した場所が違うと色が違いました。
・火山灰が黒コショウみたいでした。洗うのは大変だったけど楽しかった。
・火山灰は黒だけでなく、赤もあることが分かりました。
・泥と混ざった火山灰を洗うと、砂のようにさらさらになる。粒の形が分かっておもしろかった。
・砂岩の粒は丸いけど、火山灰の粒は角ばっていました。
・火山灰はガラスの破片みたいでした。
★次の授業で確かめます。
★1組は福田さん、2組はBさん・Cさんが手際が良かったです。
・Dさんが、私の間違いを優しく教えてくれました。
・Eさんが一番早くてすごい。
・実験で机やイスを汚しました。他の実験では水や土を飛ばさないようにします。
★これ大事です。
火山灰を洗っているところ
4年「ふっとうの泡の正体は」11/11.12
ふっとうしている水を見ながら、班で相談しながら予想・理由を考えます。
「水に溶けた空気」は黄、「湯気」は緑、「水蒸気」青に理由を書いて提出。
1組(上)は青一色。2組(下)も青が圧倒。例年は「水に溶けた空気」が多い。
水蒸気であることの確かめのため泡を袋に集めます。
・ふっとうしたら袋がふくらんで、袋を出すと袋の内側に水滴がついていました。
・ふくろが、ぷくぷくふくらんで面白かった。火を止めるとすぐにしぼんで、「そんなに早く」と思いました。
・最初は湯気だと思いました。話し合いをして自分の意見をまとめられずカードを提出しました。 今度は理由を早く書きます。
・Aさんが分かりやすい動画や画像を送ってくれました。
★ロイロカメラで、画像や動画で状態を記録。画像の質や回数は課題が残ります。
人の顔を写しこまないことは記録のルール。理科レポートにも使えません。
6年「地層から分かること」11/8
感想は面白いのが多かったので楽しみました。短くして多く載せます。
・土居のしま模様は、海が深くなったり浅くなったりしているからと知ってびっくり。
・エベレストは海の底で、盛り上がって高い山になった。自然の力はすごい。
・エベレストは深い海だった。他の山も昔は深い海だった?
・エベレスト山も海に沈んでいたとは。
・山も海だったなら三島小学校の近くはどういう場所だった?
・れき(小石)の地層は海岸から近く浅い所、泥の地層は海岸から遠く深い所にできることが分かりました。
・地上の地層はどうやってできるの?と思っていました。地面が盛り上がる。なるほど!
・地震などの大きなことが起こると土地が上下するのかな。
・山はどうやってできたのか疑問でした。知れて良かったです。
・地面が盛り上がるのが不思議。川で砂や小石が削られて流れてくるなら が小さくなる?
★私も思いました。
・地層が海から浮き上がってきた?ということは、いつか地球は海がなくなったり、地球は大きくなるのかな?
★“盛り上がり”ですよ。
・山から化石がとれるんだな。
・いつも見ている山の断面の地層に、昔の名残がある。
・地層は面白いものだ。地層を見ると昔のことが知れる。
★地層も化石も大昔の歴史物語です。
・岩石の種類によって感触が、つるつるもあれば、ざらざらも。
・れき岩、砂岩、泥岩。出かけた時に周りを見て探します。
5年 Aさん「ヒラシュモクイザメ」7/26
四国水族館に行きました。
母「あっ!見て。これ祖父ちゃんが釣ったサメやね!」
私・姉「ほんまや!」
私「水そうの下から見えるんやね!」
姉「でかいね~。」
私「明日、特徴を調べてみるね!。」
頭がハンマーのような形。目と鼻の穴は左右に突き出した頭の先にあります。
ヒラシュモクザメはシュモクザメ類の中で最も大きくなる。全長6m。
本州中部以南の太平洋などの、沖合から沿岸にいる。シュモクザメ類で17件の事故がある。
私「祖父ちゃん、よく釣れたね。」
★フカヒレを狙って大量に捕られたので絶滅寸前だそうです。
四国水族館はこじんまりしていますが、楽しい工夫があります。行ってみよう!
5年 Bさん「身の回りの放射能」7/25
学校でもらった愛媛県総合科学博物館の講座ガイドを見て、「身の回りの放射線測定体験教室」に参加しました。
放射線は空気や地面も出しています。牛乳や食パン、米など、いつも食べている食物も放射線を出しています。
身の回りには常に放射線があることを知り、びっくりしました。
放射線と聞くと、原子力爆弾の被爆のイメージがあり、怖くて害のある物と思っていました。
X線写真やCTスキャンなど病気を調べたり、タイヤの強度を上げるためだったり、少量なら役に立っていることが分かりました。
先生からの質問「放射線を浴びた人の体から放射線が出る」。
答えは✕です。
周辺の放射線を測りました。どれも0.07~0.08マイクロシーベルトくらいでしたが、恐竜の足の骨の化石は1.5マイクロシーベルト。だんとつでした。
先生に聞くと「化石だから“石”なので高いんだね。」と教えてくれました。
★微量の放射線の健康被害については「ある」「ない」で意見が分かれています。だから放射線を浴びる量はできるだけ増やさない方が安全です。
2011年の東京電力の原子力発電所の事故も終わっていません。放射能がもれています。このことにも注目し続けてもらいたいです。
5年 Aさん「海の深さ」7/28
父「海水浴に行って海は深かった?」
ぼく「だんだんと深くなってたよ。」
父「何mぐらいの深さだと思う?」
ぼく「200m。」
父「調べてみたら?」
瀬戸内海の平均の深さは31m。四国中央市が面している海の“燧灘”は、平均の深さは20m。
自分の予想は200mだったけど、予想以上に平均は浅かったのでびっくりしました。
瀬戸内海で一番深いのは465m。
父「ほかの海の深さも調べてみたら?」
日本で一番深いのは9788m。自分の予想は1000m。世界で一番深いのは10924m。自分の予想は7500m。
★世界で一番の深さでもkmに変えると約11kmです。
ジェット飛行機は高度1万mの高さを飛んでいますが、これもkmに変えると10km。
水平方向にすると時速60kmの車で10分の距離。この数字をどう思いますか?
5年 Bさん「甘いトマトはあるか」7/21
朝、トマトの入ったサラダが出ました。
兄「ぼくはトマトが嫌いなのに。酸っぱいから。」
姉「私もトマトは嫌い!」
私「私は食べられるけどな。」
兄姉「食べてやぁー。」
私「いいけど。甘いトマトはいけるの?」
私「そもそも甘いトマトはあるの?調べて夏レポートにしよォ。」
トマトのお尻から放射状に現れる白い線を見ます。甘さが高まっている証拠です。
これは「維管束」という水分の通り道。水が足りないと枯れて白くなります。この時にトマトは生き残るために糖分を蓄えます。
皮の薄さも分かります。線が長いと水分を逃さ ないように皮を厚くしています。
酸味の成分はクエン酸。トマトは収穫後もクエン酸をエネルギー源にして呼吸を続け ています。時間がたてば酸っぱさは減ります。
★私と娘はトマトが大好き。良いことを聞きました。でも私は酸味がある方が好みです。