6年「一学期の目標」4/15 ~5年の時の最後のふり返りを確認してから~
下のカードは5年生の最後の「ふり返り」カードです。
〇説得力のある理由も考える。みんなが賛成しやすくなる。勇気をもって発表する。説得力のある理由を考えても発表しなかったら意味がない。
〇班で協力する。教えると自分にもプラスになるし、その友達も次からはスムーズ。
〇素早く行動。クラスの人数が多くなったから、素早く行動しないと時間がかかる。
〇不思議に思ったことは、予想し実験し記録する。追試をしたら分からなかったことが分かります。
ロイロノートでの撮影もできるので、みんなで見れるし、記録も残すことができます。
〇理科レポートに載るようなレポートを書くために色や動画、イラストの工夫をする。
〇分からないことがあったら、ペアの子や近くの子に聞く。近くの子、ペアの子の人に頼って勉強したい。
〇手にロイロノートに記録する。一学期の頃を 見返すとぐちゃぐちゃ。ロイロにまとめた意味がなくなる。
〇自分のことができたら、すぐに近くの人を手助けする。自分のことが済んだら安心して、班の人が困っていても助けれない時がありました。
それだと全体が遅くなるので、自分のことが終わったら、すぐに班の人を助けに行きます。
〇予想を立てて、実験をする。間違っていても次に生かせる。間違っていても、積極的に発表する。間違っていても、次に活かすことができる。
〇田中先生が喜ぶようなことをする。最後の一年だから。田中先生と楽しんで実験をしたい!
〇先生の話をよく聞く。先生が「君たちと一緒にこの学校を卒業します。」と言っていたからです。
〇田中先生も最後の一年。田中先生といっぱい最後の一年を楽しみたい!すごくいい思い出を作ります!
★全員で助け合って、話し合いや実験・観察をしているのを見ると、うるうるします。できるかな?
3年「春の生き物調べ」4/15
3年ぶりの「3年生の理科」は久しぶり。ドキドキでしたが、とても落ち着いています。
でも今日は雨。クロームブックの撮影はやめて学校周りを観察です。
理科室に戻って、4年生が撮った画像で「植物の名前覚え」クイズ。
〇ハナミズキがきれいな色で感動しました。
★今までも美しい花を咲かせてきました。
〇こんなにも学校に植物があるんだな。
★思う以上に、はるかに多くの植物があります。
〇シバザクラがきれいだった。
★去年の6年生が植えたシバザクラ。3月末から咲いています。
〇クイズが面白くて楽しかった。
★いろいろな種類のクイズが待っています。
〇知らないお花があった。育ててみたい。
★思ったら実行。新しい楽しみが見つかります。」
〇田中先生といっしょにお勉強できました。
★ありがとう。でも、きびしいことも言いますよ。
★去年度、一人一人が植えた苗が花を咲かせています。気付いていませんでしたね。この植物の名は?
・4年生 画像整理の時に
「この画像の花の名は何ですか?」
「忘れました。スマホで画像検索してみよう。・・・“タイム”と出た。」
「似ているね。」
「はい。」(後で確認)
・3年生 外で実物を目にして
「この花は何ですか?」
「タイム・〇〇〇です!」
「すごいね。よく覚えていました。」
★意識して見ると、今まで見えなかったものが見えてきます。
「ニワトリと野ハトの会話」4/12
「この鳥の言葉の話はいいですね。」
理レポを読んだ鈴木先生から。
「違う種類の鳥がお話をするのは面白いです。
家のニワトリも野生のハトと話をしています。」
「毎朝、野生のハトがきて、家のニワトリと話しています。それぞれの鳴き声で話しています。」
「毎朝、会話しています。何を話しているのかな?」
面白い話です。何を話しているのか調べました。答えがないので、考えました。
一つの仮説。ニワトリがハトに縄張りを主張している?
「ハトよ。ここはオレの縄張りだ。立ち去れ。」「少しエサをとらせてよ。」
「だめだ。立ち去りなさい。」「堅いこと言わないで。」
・・・ということかな?ニワトリは縄張りを持つのはオス。
後日、鈴木先生に質問。
「ハトはキジバトですかドバトですかカワラバトですか?」「キジバトです。」*山に住むハトです。
「オスですか?」「オスです。」
でも「いい天気だね。」「近頃、調子はどう?」「まあまあだよ。」「エサが美味しい。」と会話しているかもしれません。
「日本のタンポポ、外国から来たタンポポ」4/13
鈴木先生はニワトリ。私はタンポポだなぁ。在来種のタンポポを探しに出かけました。
在来種とは昔から日本にいる種類。愛媛で私が見つけたのは徳島県との県境。約20年前です。
外国からきた種類は外来種といます。四国では外来種のタンポポだらけです。
「今はないかも・・・。」と心配しました。同じ場所に花を咲かせていました。
違いが分かりますか?テストにも出ます。左が外来種、右が在来種です。
4年「春の生き物調べ」4/13
クロームブックだけ持って外に出ます。今回は初回なので指定した生き物です。
★初めて担当する子どもたちです。でも西本先生の指導が行き届いています。おかげで+αで済みます。
〇夏の生き物をしたいです。秋の生き物、冬の生き物もしたいです。
★しますよ。
〇いろんな写真を撮ったおかげで、春のことが分かりました。
★意識することで実感できましたね。
〇気に入ったのはツツジ。とてもきれいで、好きになりました。
★観察することで美しさに気付けましたね。
〇1枚しか撮れませんでした。Aさんが画像を送ってくれたので、私もできました。
★クローム・ブックの誤操作も、生徒間通信で解決です。
〇画像に名前を入れるのが間に合いませんでした。
〇画像を整理するのが難しかったです。
〇理科室で理科をするのが初めてで、わくわくしました。
〇家でも虫や春の花を見つけたいです。
〇マツバウンランやシロバナタンポポなど初めて知りました。
★具体的に植物の名前が出ているのが、いいね!
〇カメラで撮って、自分が知っている花だと思ったら、全然違う名前でした。
〇とても楽しかったです。春を感じとれる授業でした。
〇今日の授業で、生き物は地球で暮らすぼくたちと同じ生き物なんだと思いました。
★この二つの感想には感心しました。
「体育館にコウモリ」4/11
体育館に「入学式」の小立て看板を捜しに行きました。紅白幕に、直径5cmくらいの黒い物体がひっついています。
「これは何だ?」
それはコウモリでした。幕を揺すっても、幕にしがみついて動かない。手ではぎ取るしかありません。
「でも素手は嫌だな。軍手してから取ろう。」
目が小さいのは、獲物は目ではなく超音波で見つけるからです。
捕まえると「キーキーキー」と鳴いて怒ります。きっと超音波も出しています。
口を開けたままで鳴くので、小さくて数の少ない歯が見えました。
飛んでいる姿を動画に撮ろうと思い、空中に放り上げると・・・
私の方に飛んで来たので、思わず逃げたら見失いました。
「どこだ?どこだ?」
田島先生と二人で探したけれど見つかりません。
「田中先生、胸に。」
「えっ?」
「右の胸のところについています。」
私の右胸にくっついているのを田島先生が見つけました。
★娘に画像を送ると「ネズミ?」「コウモリなんだ。かわいい。」と返ってきました。
「体育館にコウモリ②」4/11
体育館のコウモリのことです。撮った写真と動画から調べました。
田島先生との会話です。
「コウモリを見たのは初めてです。」
「コウモリの翼は指の間の幕です。」
「へぇ~。」
「親指と人差し指と薬指の3本の間の幕が翼になっています。」
「そうなんだ!」
*もう1本指がありました。4本指です。鋭いツメも見えます。
翼をつくっている前足の指は4本。でも後ろ指は5本あります。しっぽもあります。
怒って鳴いている声は「キーキー」ではなく、文字で表現できない複雑な高い音でした。
歯が少ないのは、小さなカなどの羽虫を食べるからでしょう。
このコウモリは「アブラコウモリ」。
壁に張り付いていた姿が虫のように見えたから、江戸時代に「アブラムシ」と呼ばれていたからだそうです。
*画像は全て田中が撮影・加工しました。
「鳥は言葉を使えるって、ホント?③」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)
シジュウカラのヒナは木の洞(穴)の中で育ちます。
外のことは何も見たことないし知りません。天敵のネコもカラスもヘビも見たことがあ りません。でも・・・
親からエサをもらために、騒ぐのだけど・・・
「ピーピーピー」(ネコまたはカラス!)
騒ぐと巣が見つかってしまう。ネコの手やカラスのくちばしが届かないように、身をかがめます。
「ジャージャージャー」(ヘビだ!)
ヘビは巣の中に入ってくるので、中にいてはキケン。急いで巣の外に逃げ出します。
本物のネコやカラスやヘビを見たことないのに?どうして親鳥の言葉で、どうしたら安全なのか分かるのだろう?
言葉と行動がつながっているけど、これも本能?とても不思議です。
本物のネコやカラスやヘビは、ヒナが巣立ってから親鳥が実地で教えます。
ヒナの言語学習能力も高い。単語が言えるようになるのは人で約1年。二語話せるようになるのは人は約2年。
でもシジュウガラは2か月。私たちが思っている以上に賢い生き物です。
「鳥は言葉を使えるって、ホント?②」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)
言葉を使って助け合うけれど、相手をだますことにも使われます。
〇コガラのウソ
小鳥だけどシジュウカラはコガラの1.5倍の大きさ。
コガラがエサを見つけて「ディーディーディー(集まれ)」と鳴く。シジュウカラも集まってきます。
でも体の大きなシジュウカラが独占して、先に見つ けたコガラが食べられなくなりました。そこでコガラは・・・。
〇シジュウカラのウソ
冬はエサが見つけにくい。
コガラは見つけたエサを木の穴などに貯めておく習性があります。シジュウカラには、そのような習性がありません。
そこでお腹のすいたシジュウカラは・・・。
★鈴木さんの研究は「ダーウィンが来た」で2回取り上げられています。
シジュウカラの「ヒヒヒヒ」の意味を理解して利用している生き物がいます。
スズメやリスなども、「ヒヒヒヒ」の意味を理解していて、タカから身を守るために利用しています。
生き物の関係は、思っている以上に複雑で面白い。
「鳥は言葉を使えるって、ホント?」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)
〇シジュウガラの単語
「ヒヒヒヒ」は「タカだ!」、「ジャージャージャー」は「ヘビだ!」
仲間に危険を知らせています。鳴き声を聞いた仲間は、タカなら見上げて、ヘビなら見下ろして探します。
京都大学の鈴木俊貴さんの研究です。
〇シジュウガラの文法 単語の順番にルールがある
「ピーツピ」は「警戒して」、「ヂヂヂヂ」は「集まれ!」。「ピーツピ、ヂヂヂヂ」は「警戒して集まれ」。
肉食のモズなどを、仲間と協力して追い払う時に使います。
順番を逆にすると伝わりにくくなります。
〇シジュウカラ語とコガラ語
シジュウカラと縁が近いコガラは、互いの言葉を学習して協力しています。
エサを見つけて、シジュウカラの「ヂヂヂヂ」でも、コガラの「ディーディーディー」でも、両方が集まります。
人がチンパンジーの言葉を理解して協力しているイメージかな?
★https://www.youtube.com/watch?v=hMHKmn3hoeU に同様の内容の動画があります。
「カエルの卵塊」3/2
3月の始め。まだ寒いけれど、池の中を覗くと・・・カエルが潜んでいました。
〇ヒキガエルかな?水中でじっとしています。何分水中にいられる?5分以上なら、人間なら死んでしまいます。
〇産みたての卵です。透明チューブの中の黒のが卵。チューブがとぐろを巻いて、大きな塊になっています。
〇産みたての卵の塊は目立ちます。やがて時間がたつと表面に藻がつきます。知らないと卵に気付かないでしょう。
★カエルの卵を見つけたら撮る。カエルを見つけたら、水中に潜っているいる時間を計る。
結果はロイロノート→「資料箱」→「学内共有」→「理科」→「カエル」に提出。
「空気がかすむ」3/12
(3月12日の)2週間前から遠景がかすんで見えます。
「水蒸気のせいじゃないの?」
「気温の上がる前の朝からかすんでいるから違う。」
「PM2.5かな?気温が高くなったから花粉かな?」
いずれにせよ空気中に小さな粒が浮かんでいます。目の前にも浮かんでいるはず。花粉?PM2.5?
マスクをしていても、鼻がむずむずして、のどがいがいがします。その粒を吸い込んでいます。
図の緑色は植林のスギの分布です。
四国はスギだらけ。花粉が多いのは当たり前。花粉症でない私でもしんどい。
こんなにスギを、人が植えた理由は?自学ネタになります。