理レポ 6年「一学期の目標」1586

2022年4月24日 15時26分

6年「一学期の目標」4/15  ~5年の時の最後のふり返りを確認してから~

下のカードは5年生の最後の「ふり返り」カードです。

〇説得力のある理由も考える。みんなが賛成しやすくなる。勇気をもって発表する。説得力のある理由を考えても発表しなかったら意味がない。

〇班で協力する。教えると自分にもプラスになるし、その友達も次からはスムーズ。

〇素早く行動。クラスの人数が多くなったから、素早く行動しないと時間がかかる。

〇不思議に思ったことは、予想し実験し記録する。追試をしたら分からなかったことが分かります。

 ロイロノートでの撮影もできるので、みんなで見れるし、記録も残すことができます。

〇理科レポートに載るようなレポートを書くために色や動画、イラストの工夫をする。

〇分からないことがあったら、ペアの子や近くの子に聞く。近くの子、ペアの子の人に頼って勉強したい。

〇手にロイロノートに記録する。一学期の頃を 見返すとぐちゃぐちゃ。ロイロにまとめた意味がなくなる。 

〇自分のことができたら、すぐに近くの人を手助けする。自分のことが済んだら安心して、班の人が困っていても助けれない時がありました。

 それだと全体が遅くなるので、自分のことが終わったら、すぐに班の人を助けに行きます。

〇予想を立てて、実験をする。間違っていても次に生かせる。間違っていても、積極的に発表する。間違っていても、次に活かすことができる。

 

〇田中先生が喜ぶようなことをする。最後の一年だから。田中先生と楽しんで実験をしたい!

〇先生の話をよく聞く。先生が「君たちと一緒にこの学校を卒業します。」と言っていたからです。 

〇田中先生も最後の一年。田中先生といっぱい最後の一年を楽しみたい!すごくいい思い出を作ります!

★全員で助け合って、話し合いや実験・観察をしているのを見ると、うるうるします。できるかな?

 

理レポ 3年「春の生き物」1585

2022年4月24日 15時15分

3年「春の生き物調べ」4/15

3年ぶりの「3年生の理科」は久しぶり。ドキドキでしたが、とても落ち着いています。

でも今日は雨。クロームブックの撮影はやめて学校周りを観察です。

理科室に戻って、4年生が撮った画像で「植物の名前覚え」クイズ。
  
〇ハナミズキがきれいな色で感動しました。

★今までも美しい花を咲かせてきました。

〇こんなにも学校に植物があるんだな。

★思う以上に、はるかに多くの植物があります。

〇シバザクラがきれいだった。

★去年の6年生が植えたシバザクラ。3月末から咲いています。

〇クイズが面白くて楽しかった。

★いろいろな種類のクイズが待っています。 

〇知らないお花があった。育ててみたい。

★思ったら実行。新しい楽しみが見つかります。」

〇田中先生といっしょにお勉強できました。

★ありがとう。でも、きびしいことも言いますよ。

★去年度、一人一人が植えた苗が花を咲かせています。気付いていませんでしたね。この植物の名は?

・4年生 画像整理の時に

「この画像の花の名は何ですか?」

「忘れました。スマホで画像検索してみよう。・・・“タイム”と出た。」

「似ているね。」

「はい。」(後で確認)

 

・3年生 外で実物を目にして 

「この花は何ですか?」

「タイム・〇〇〇です!」

「すごいね。よく覚えていました。」

★意識して見ると、今まで見えなかったものが見えてきます。

 

理レポ「ニワトリとハト・タンポポ」1584

2022年4月22日 06時00分

「ニワトリと野ハトの会話」4/12

「この鳥の言葉の話はいいですね。」

理レポを読んだ鈴木先生から。

「違う種類の鳥がお話をするのは面白いです。

 家のニワトリも野生のハトと話をしています。」

「毎朝、野生のハトがきて、家のニワトリと話しています。それぞれの鳴き声で話しています。」

「毎朝、会話しています。何を話しているのかな?」

面白い話です。何を話しているのか調べました。答えがないので、考えました。

一つの仮説。ニワトリがハトに縄張りを主張している?

「ハトよ。ここはオレの縄張りだ。立ち去れ。」「少しエサをとらせてよ。」

「だめだ。立ち去りなさい。」「堅いこと言わないで。」

・・・ということかな?ニワトリは縄張りを持つのはオス。

後日、鈴木先生に質問。

「ハトはキジバトですかドバトですかカワラバトですか?」「キジバトです。」*山に住むハトです。

「オスですか?」「オスです。」

でも「いい天気だね。」「近頃、調子はどう?」「まあまあだよ。」「エサが美味しい。」と会話しているかもしれません。

 

「日本のタンポポ、外国から来たタンポポ」4/13

鈴木先生はニワトリ。私はタンポポだなぁ。在来種のタンポポを探しに出かけました。

在来種とは昔から日本にいる種類。愛媛で私が見つけたのは徳島県との県境。約20年前です。

外国からきた種類は外来種といます。四国では外来種のタンポポだらけです。

「今はないかも・・・。」と心配しました。同じ場所に花を咲かせていました。

違いが分かりますか?テストにも出ます。左が外来種、右が在来種です。

理レポ「4年 春」1583

2022年4月21日 06時00分

4年「春の生き物調べ」4/13

クロームブックだけ持って外に出ます。今回は初回なので指定した生き物です。

★初めて担当する子どもたちです。でも西本先生の指導が行き届いています。おかげで+αで済みます。

 

〇夏の生き物をしたいです。秋の生き物、冬の生き物もしたいです。

★しますよ。

〇いろんな写真を撮ったおかげで、春のことが分かりました。

★意識することで実感できましたね。

〇気に入ったのはツツジ。とてもきれいで、好きになりました。

★観察することで美しさに気付けましたね。

〇1枚しか撮れませんでした。Aさんが画像を送ってくれたので、私もできました。

★クローム・ブックの誤操作も、生徒間通信で解決です。

〇画像に名前を入れるのが間に合いませんでした。

〇画像を整理するのが難しかったです。

〇理科室で理科をするのが初めてで、わくわくしました。

〇家でも虫や春の花を見つけたいです。

〇マツバウンランやシロバナタンポポなど初めて知りました。

★具体的に植物の名前が出ているのが、いいね!

〇カメラで撮って、自分が知っている花だと思ったら、全然違う名前でした。

 

〇とても楽しかったです。春を感じとれる授業でした。

〇今日の授業で、生き物は地球で暮らすぼくたちと同じ生き物なんだと思いました。

★この二つの感想には感心しました。

 

 

 

 

 

 

理レポ「体育館にコウモリ①」1581

2022年4月19日 06時00分

「体育館にコウモリ」4/11

体育館に「入学式」の小立て看板を捜しに行きました。紅白幕に、直径5cmくらいの黒い物体がひっついています。

「これは何だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはコウモリでした。幕を揺すっても、幕にしがみついて動かない。手ではぎ取るしかありません。

「でも素手は嫌だな。軍手してから取ろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が小さいのは、獲物は目ではなく超音波で見つけるからです。

捕まえると「キーキーキー」と鳴いて怒ります。きっと超音波も出しています。

口を開けたままで鳴くので、小さくて数の少ない歯が見えました。

飛んでいる姿を動画に撮ろうと思い、空中に放り上げると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の方に飛んで来たので、思わず逃げたら見失いました。

「どこだ?どこだ?」

田島先生と二人で探したけれど見つかりません。

「田中先生、胸に。」

「えっ?」

「右の胸のところについています。」

私の右胸にくっついているのを田島先生が見つけました。

★娘に画像を送ると「ネズミ?」「コウモリなんだ。かわいい。」と返ってきました。

理レポ「体育館にコウモリ②」1582

2022年4月19日 06時00分

「体育館にコウモリ②」4/11

体育館のコウモリのことです。撮った写真と動画から調べました。

 田島先生との会話です。

「コウモリを見たのは初めてです。」

「コウモリの翼は指の間の幕です。」

「へぇ~。」

「親指と人差し指と薬指の3本の間の幕が翼になっています。」

「そうなんだ!」

*もう1本指がありました。4本指です。鋭いツメも見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼をつくっている前足の指は4本。でも後ろ指は5本あります。しっぽもあります。

怒って鳴いている声は「キーキー」ではなく、文字で表現できない複雑な高い音でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯が少ないのは、小さなカなどの羽虫を食べるからでしょう。

このコウモリは「アブラコウモリ」。

壁に張り付いていた姿が虫のように見えたから、江戸時代に「アブラムシ」と呼ばれていたからだそうです。

 

*画像は全て田中が撮影・加工しました。

理レポ「シジュウカラの言葉③」1580

2022年4月18日 06時00分

鳥は言葉を使えるって、ホント?③」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)

シジュウカラのヒナは木の洞(穴)の中で育ちます。

外のことは何も見たことないし知りません。天敵のネコもカラスもヘビも見たことがあ りません。でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親からエサをもらために、騒ぐのだけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ピーピーピー」(ネコまたはカラス!)

 騒ぐと巣が見つかってしまう。ネコの手やカラスのくちばしが届かないように、身をかがめます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジャージャージャー」(ヘビだ!)

ヘビは巣の中に入ってくるので、中にいてはキケン。急いで巣の外に逃げ出します。

 

本物のネコやカラスやヘビを見たことないのに?どうして親鳥の言葉で、どうしたら安全なのか分かるのだろう?

言葉と行動がつながっているけど、これも本能?とても不思議です。

本物のネコやカラスやヘビは、ヒナが巣立ってから親鳥が実地で教えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒナの言語学習能力も高い。単語が言えるようになるのは人で約1年。二語話せるようになるのは人は約2年。

でもシジュウガラは2か月。私たちが思っている以上に賢い生き物です。

理レポ「シジュウカラの言葉②」1579

2022年4月15日 06時00分

「鳥は言葉を使えるって、ホント?②」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)

言葉を使って助け合うけれど、相手をだますことにも使われます。

 

〇コガラのウソ

小鳥だけどシジュウカラはコガラの1.5倍の大きさ。

コガラがエサを見つけて「ディーディーディー(集まれ)」と鳴く。シジュウカラも集まってきます。

でも体の大きなシジュウカラが独占して、先に見つ けたコガラが食べられなくなりました。そこでコガラは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇シジュウカラのウソ

冬はエサが見つけにくい。

コガラは見つけたエサを木の穴などに貯めておく習性があります。シジュウカラには、そのような習性がありません。

そこでお腹のすいたシジュウカラは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★鈴木さんの研究は「ダーウィンが来た」で2回取り上げられています。

 シジュウカラの「ヒヒヒヒ」の意味を理解して利用している生き物がいます。

 スズメやリスなども、「ヒヒヒヒ」の意味を理解していて、タカから身を守るために利用しています。

 生き物の関係は、思っている以上に複雑で面白い。

理レポ「シジュウカラの言葉①」1577

2022年4月14日 06時00分

「鳥は言葉を使えるって、ホント?」4/2 (朝日新聞主催のオンエア・ライブ講演)

〇シジュウガラの単語

「ヒヒヒヒ」は「タカだ!」、「ジャージャージャー」は「ヘビだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲間に危険を知らせています。鳴き声を聞いた仲間は、タカなら見上げて、ヘビなら見下ろして探します。

京都大学の鈴木俊貴さんの研究です。

 

〇シジュウガラの文法 単語の順番にルールがある

「ピーツピ」は「警戒して」、「ヂヂヂヂ」は「集まれ!」。「ピーツピ、ヂヂヂヂ」は「警戒して集まれ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

肉食のモズなどを、仲間と協力して追い払う時に使います。

順番を逆にすると伝わりにくくなります。

 

〇シジュウカラ語とコガラ語

シジュウカラと縁が近いコガラは、互いの言葉を学習して協力しています。

エサを見つけて、シジュウカラの「ヂヂヂヂ」でも、コガラの「ディーディーディー」でも、両方が集まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人がチンパンジーの言葉を理解して協力しているイメージかな?

https://www.youtube.com/watch?v=hMHKmn3hoeU に同様の内容の動画があります。

 

理レポ「カエル・かすむ空気」1576

2022年4月12日 20時35分

「カエルの卵塊」3/2

3月の始め。まだ寒いけれど、池の中を覗くと・・・カエルが潜んでいました。

〇ヒキガエルかな?水中でじっとしています。何分水中にいられる?5分以上なら、人間なら死んでしまいます。

〇産みたての卵です。透明チューブの中の黒のが卵。チューブがとぐろを巻いて、大きな塊になっています。

〇産みたての卵の塊は目立ちます。やがて時間がたつと表面に藻がつきます。知らないと卵に気付かないでしょう。

★カエルの卵を見つけたら撮る。カエルを見つけたら、水中に潜っているいる時間を計る。

 結果はロイロノート→「資料箱」→「学内共有」→「理科」→「カエル」に提出。

 

「空気がかすむ」3/12

(3月12日の)2週間前から遠景がかすんで見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「水蒸気のせいじゃないの?」

「気温の上がる前の朝からかすんでいるから違う。」

「PM2.5かな?気温が高くなったから花粉かな?」

いずれにせよ空気中に小さな粒が浮かんでいます。目の前にも浮かんでいるはず。花粉?PM2.5?

マスクをしていても、鼻がむずむずして、のどがいがいがします。その粒を吸い込んでいます。

図の緑色は植林のスギの分布です。

 

四国はスギだらけ。花粉が多いのは当たり前。花粉症でない私でもしんどい。

こんなにスギを、人が植えた理由は?自学ネタになります。