「森先生の出会いで思い出したこと」5/31
教育実習に三島小学校にやってきた森先生は、三島小学校の卒業生です。
5月30日の朝、職員玄関で顔を会わせたときに
「田中先生、お久しぶりです。15年前に三島東中学校でお世話になりました。」
「理科の担任ではありませんでしたが、生徒会でお世話になりました。」
「本が出てから2年後の生徒会です。」
記憶の中で、いろいろな顔画像が重なり、森先生を特定できません。ごめんなさい。
「その時の生徒会には西岡〇〇とか・・・。井川とか・・・。」
うーん。記憶から浮かんできません。
「庄司〇〇・・・・。」
庄司さんの姿が浮かびました。彼の最初の生徒会役員会での発言が再生。
「辛い経験があって、自分の弱さを克服するために生徒会役員に立候補しました。」
★1年交代だったのに、転任するまで生徒会担当でした。たくさんの生徒会役員と出会いました。
森先生のことも、そのうち思い出すかな?
薦田先生と話をしました。
「三島東中でも理科レポートを出していたとか?」
「“理科通信”を出していました。」
「それの本も出たとか?見たい・・・。」
自宅から持ってきます。
今見ると、「字が多くて、雑な通信だったんだなぁ。」でも、なつかしい。これが私の理科の原点。
★画像を見た西本先生から
「これは中学校ですか?」「三島東中の理科通信です。」
理科通信の最初は授業報告でした。
「中学校は違いますね。」
この後、理科通信の中心は自主レポートと小論文に変わります。
先週、星川先生から聞いた話。
「保護者が、田中先生が帰るところを見て“田中先生だ!”と言っていました。」
「“理科通信に載りたくて頑張っていました。”“なつかしい。”と言っていましたよ。」
三島東中学校で関わった生徒が親になり、その子どもが、3年生に二人はいます。もっと多いのかな?
★昨日、この保護者と会えました。
予想と違って長い髪の女性でした。
「名前は〇〇です。」
「うーん、思い出せません。」
「たくさん生徒がいましたからね。」
思い出せないと無念な気持ちになります。
6年 吉田そうさん「人間の骨の数」5月5日木曜日
母「最近授業には、ついていけてる?」
ぼく「うん」
母「最近なにの授業したの」
ぼく「4年生のころに、理科で骨の授業をしたよ。」
ぼく「そうだ!人間の骨って何本あるのかな?」
母「気になるなら調べてみたら」
ぼく「まず骨って何本あるかな?」
兄「300本ぐらいじゃない」母「わからない」
赤ちゃんの骨は、約350本あります。
ぼく「350本あるんだね」
兄「なら大人の、骨は、何本あるかな」
母「何本だろね」
調べた結果、大人の骨は、206本の骨で支えてます
ぼく「えぇ206本なんだ赤ちゃんよりも100本以上少ないね」
大人と赤ちゃんの骨の差があるなんて初めて知りました」
★骨の数のレポートは毎回あります。“大人になると骨の数が減る”は初めて。
“なぜ減るの?”の予想の会話があるレポートを期待しています。
5年 野村芽生さん「夢を見るのはなぜ?」
私「今日は夢を見たよ」姉「どんな夢?」
私「こわ~い夢」母「覚えてる?」
姉「私はあまり見ないよ」
母「夢を見る人と見ない人がいるのかな」
気になったのでネットで調べてみました。夢を見ている時は寝ています。でも脳の一部は起きて活動しています。そんな脳が作ったものが夢です。
“夢を見ない”と言う人もいます。覚えていないだけです。目が覚める少し前、明け方 眠りが浅くなった時に見る夢は覚えている事が多いみたいです。
★よく見る夢は、「授業の準備がまだできていない。どうしよう。」とかの不安の夢。
夢の中でしばらく不安になるけれど、夢と気付いて「今日すればいい。」「今日でなくて もいいや。」と安心します。
脳と体の眠りにズレがあると金縛りになることがあります。お化けや霊のせいではないから大丈夫。
私が金縛りに初めてなったのは、大学に進学して一人暮らしを始めた時。金縛りになった時は怖かったです。
理由が分かると不安は消えます。変な気分ですが。
「植物も会話する」NHKラジオ・マイあさ!
鳥だけでなく、植物も会話していることが、最新の研究から明らかになってきました。
①野生のイネの実験
イネの株は地下茎でつながっています。この地下茎を通じて、互いの情報を交換してします。
"養分の少ない土地の株”は、そこでの生活をあきらめて、“養分の多い土地の株”に自分たちの養分を送って応援します。
②木々の助け合い・教育
大木は、枯れそうな木に根を通じて養分を送って助けます。
若木の方に枝葉を伸ばして、若木に日光が当たらないようにします。
たくさん日光を浴びて急いで成長すると、大木になれません。「急ぐな」と若木を守っています。
③植物は音が聞こえる
図はヤングコーンの実験。スピーカーの音の方に根が曲がります。また、根が音を出すようです。
植物は音でも会話しているかもしれません。
★匂いによる植物の会話をあります。興味があれば調べて自学に。
★③に関連する質問。「音楽を聞かせると植物はよく育ちますか?」研究者の答えは「よく育つと言う農家もいます。」はっきり答えません。
ということは、今は科学的な根拠はない。
6年「吸い込む空気と吐き出す空気」5/20
1、「どれだけ息を止めていられる?」
全員2分は持ちません。私は1分40秒。少し前まで3分間できていたのに・・・・
「5分間、息が止まると死にます。」
「でも10分間以上も海に潜っていられる民族もいます。」
2、「吸い込む空気と吐き出す空気の成分は同じ・違う?」「違います。」
3、「二酸化炭素が増えているか石灰水で調べます。」
「二酸化炭素を調べる、この透明な液は?」
「すいしょう液です。」「違います。」
「石灰水です。」「そうです。」
間違った発表も問題なし。自分の間違いにしっかり気付けるのでお得です。
4、「デジタル気体測定器で測ります。酸素は21%、二酸化炭素は0.04%。どう変化する?」
結果。一人目女子は約17%、約4%。二人目男子は17%、3%(画像)。
予想の正解は6人。例年にない正解率!
5、「この結果は何に似ていますか?」
「“ものの燃え方”が多い(12人)。“ものが燃えた後の空気”がいいね(6人)。」
「私たちの体の中が燃えています。」
「えーっ!」期待通りの反応に満足。
「何を燃やしていますか?」
「食べ物の養分です。」
〇人によって吐く酸素量は違う。
〇 前の単元が関係していたので、しっかり学ぶのが大切。体について学んで自分を大切にできるようにしたい。
〇体の中で栄養が燃えていることに驚きました。
〇ずっと考えて書けたけど提出できなかった。
★提出箱が「締切」になっても提出できます。書いたものは提出しましょう。もったいないです。
〇理科は、いつもできないことができるので楽しいです。
4年 坂下りささん「マテ貝」5/4
家族で潮干狩りに行きました。16:00~18:30まで、アサリとマテ貝で53個採れました。
マテ貝は、穴を見つけて塩を入れると、穴からニョキッと2cmくらい出てくるので、それをつかんで優しく抜きます。
夜ご飯を食べながら、マテ貝がどうして塩を入れると出てくるのか話しました。
母「どうしてマテ貝は塩を入れたら出てくると思う?」
父「答えを知っているから最後に言う。」
私「マテ貝は塩が大好きで、“もっとちょうだい”って出てくるんじゃないかな?
金魚にエサをあげた時に、ものすごい勢いで水面に出てくるみたいな感じ。」
母「なるほど。でも海水って、思っている以上にしょっぱいよ。」
母「お母さんは逆で、“塩分の濃度が高くて。しんどいよー”と出てくると思う。」
父「“塩がいっぱい入ってきたら、潮が満ちてきたと思って出てくる”だったと思う。」
私「えっ?“だます”ってこと?」父「そんな感じ。」
調べると、理由はいくつかあります。
①海水の塩分濃度が高くなるため
塩を入れて塩分の濃度が急に変わって驚いて飛び出します。
②満潮と間違えるから
干潮の時は砂の中にもぐっていて、満潮になると砂から出てきます。塩を入れると満潮と勘違いして穴から出てきます。
私「お父さん、正解!」
③塩によって体の水分が奪われてしまうから
貝類は体内で塩分の濃度を調節しています。塩が多すぎると調節ができないと死んでしまいます。そのため飛び出します。
母「ナメクジに塩をかけると小さくなるのと同じ?」
父「そうそう。ナメクジは死んでしまうけどな。」
マテ貝を穫るのは楽しかったけど、マテ貝の気持ちになると。かわいそうなことをしている気がします。
2時間半で、どんどん沖の方に行けたので、潮の満ち引きについても調べたいです。
★予想の会話が具体的、そして楽しい。素敵です。次のテーマが決まりましたね。
5年「メダカのオスとメス」5/20
1「2匹のメダカの写真。違いを三つ見つけなさい。」
「“せびれ”、“しりびれ”の単語ではだめ。」「こんな風に書きます。」
「1は?」両手で〇、「2は?」両手で〇、「3は?」両手で✕。
両手で〇と✕は学級ではやっていますか?
2「どちらがメスですか?」
「一人以外、正解。理由は?」
「メスはお腹に卵があるからお腹が大きい。」
「人間のお母さんのように、子どもを産むからお腹がふく らんでいる。」
★人間の女性は、いつもお腹に子どもはいません。でも、言いたいことは分かります。
★間違えた人は、お腹が大きい方が強そうに見えた?
3「画像のオスに〇、メスに〇を入れなさい。」ほぼ正解
〇Aさんはメダカのこ とをよく知っていてすごい。4人
〇魚の問題が大好き。卵を産んだらオスが精子をかける。精子をかけないと腐る。卵に毛が生えてる。Aさん
〇メスはオスがいなくても卵が産める。2人
〇メスとオスがいないと、メスは卵を産まない。2人
★ こちらが正解。
〇Aが誰かがくずしたときに、拾っていてすごい。
★実験は段取りが、とても大事。経験を積むこと。
5年「実験準備」5/17
1、実験の心得
「発芽に必要な条件は3つ。水、空気、温度。」
「調べる条件だけ?」「変える。」
「それ以外の条件は?」「そろえる。」
2、「①水、②空気、③温度の条件が必要かを調べるには、どうしたらいいか?」
水なし、空気なし、温度なしの条件をつくるには?
〇水なし 「簡単なので説明で終わり。」
〇空気なし「水はあるけど、空気はなしにするには?」
〇温度なし「“適当な温度”なしにするには?」
★実験のマメを熱したら“煮豆”です。マメは死にます。凍らせたマメは死ぬかな?
段ボールは気温を下げるため?光の条件も変わります。
★正解 一番手間もお金もかからない方法
「種子は冷蔵庫に入れます。冷蔵庫の中は暗いので、箱をかぶせた種子も用意します。」
「完璧です。このカードを全員に送ります。」左画像
後で聞きました。
「予習しましたか?」「はい。」
予習してきた人が、先生代わりをする手もあるなぁ。
〇Aさんが、ほとんどやってくれた。次は協力します。
〇急ぎの実験も楽しい。
〇もっと冷静に早くできるようにする。
〇結果が楽しみなので、早く準備ができました。
〇楽しみは“温度なし” です。
〇 空気がないと発芽しない。
5年「発芽の条件は」5/14
1、最初の予想
「発芽に必要な条件を3つ提出しなさい。“行田のハスの話”にヒントがあります。」
出たのは①土、②光、③穴、④空気、⑤温度、⑥水。
2、必要ない条件はどれ?
「この中で必要でない条件を提出。」
「水以外が出ています。水は必要なんだね。」
「残りの条件の理由を出し合います。必要は▇、必要でないは▇に理由を書きます。」
①土 多いのは▇
▇「根をはるのに土がなかったら、根がむき出しになる。」
▇「土なしでも根ははえる。モヤシは水だけで育つ。」
②光 圧倒的に▇
▇「光がないと育たない。」これが多数。
▇「暗い場所で発芽する植物がある。」「黒いビニールハウスがあるから。」いいね!
③穴 「穴って何だ?土に埋めることかな?土と同じ。」
④空気 多いのは▇カード
▇「掘り起こしたから、空気にふれて発芽した。」5人。
▇「恐竜の骨が地中にある。空気があるなら生きられるはず。」
★「恐竜は土に埋もれて死んでか、死んでから土に埋もれています。」
▇「土の中には空気がない。」
★「モグラは?」「穴の中で生活しています。」土の中に埋まっていません。
⑤温度 「温度って何ですか?」「“植物に適した温度”のこと。」圧倒的に▇
▇「寒いと育ちにくい。1~3年生の育てた日記には温度を書いた。」
▇「ビニールハウスでは温度管理が重要。」
▇「温度が低くても、高くても育つ植物はある。」そうだよね。
★最後の判断。発芽に必要ないものは「土」「穴」「光」になりました。
★「3分以内に理由を提出」。のハイスピードに5年生は対応できました。すごいなぁ!
生活体験や授業からの理由が増えて面白い。授業で紹介しきれなかったのが残念。
「楽しかった。」の感想がありました。私も楽しかったです。みんなに、ありがとう。
6年 Aさん「チッ素は必要?」4/29
自分「はっはっはっ。疲れた-。」
自分「そう言えばチッ素は78%、酸素は21%、二酸化炭素は約1%。何でチッ素はほとんどを占めているんだろう?」
*その他の気体が1%。その中の二酸化炭素は0.04%。
チッ素はタンパク質をつくるために必要な元素です。植物の肥料にも使われます。
自分「こんなに大切だったんだな。」
弟「何しているの?」
自分「チッ素について調べていたよ。」
弟「何それ?見せてや。」
自分「いいよ。」
正直「こんなに必要なことだったんだな」と思いました。」
★空気中にたくさんあるチッ素。植物の肥料に欠かせません。でも空気中のチッ素を生物が使える形に変えることができるのは細菌だけです。
だから昔は家畜や人の糞を使っていました。今は化学反応で肥料がつくられます。
6年 Bさん「砂でおわん」4/29
友達と遊んでいて、「穴を掘ろう!」となって、みんなで穴を掘りました。
そこで動画アプリで見たのをやりました。
ぼく「さらさらの砂で小さな山をつくって、その中心に水を流して、砂をていねいにのけると、おわんの形になるの知っている?」
A「知ってる!」
ぼく「やってみよう。」
やってみました。
ぼく「本当になった!」A「ほんまや。」
B「めちゃでかくしたい。」
C「でも、持てんなるんちゃうかな?」
やってみたら、すごくでかいのができました。すごく重かったです。
★図もありましたが、この図では分かりません。想像して図を描きました。
6年 Aさん「メスのカメが卵を産んだ!?」4月28日(木)
僕「あれ?母さん、なんか白いのある!」
母「なになに?」
僕「分からんけど卵みたいなやつ。でも雄と一緒に飼わせてないのに産むわけないな。」
母「確かにそうやけど、卵っぽいなー」
僕「とりあえず気になるけん調べよや。何か悪いものだといかんし。」
「無精卵というメスならたまにある」でした。でも卵詰まりで死んでしまうこともあるので安心しました。
「卵を産む前には食欲がなくなる」と書いていたけど「ちょっと?」と思うだけ。体調不良はなくて良かったです。
★受精していない卵が無精卵。私たちが食べているニワトリやウズラの卵も無精卵です。
メスはオスがいなくても、たくさん卵を産みます。
6年 Bさん「ナメクジは塩で死ぬ?」5/1
ぼく「家にナメクジがいる。」
姉「ちょっと気持ち悪い。」
母「カタツムリは気持ち悪くないけど、何でナメクジは嫌われるの?見た目は似ているのに?」
姉「早く退治しよう。」
ぼく「塩をかけたら体が溶けるよ。」
母「人は60%が水だけど、ナメクジは85%が水で、ひふが水を通しやすいから、塩をかけると体の水分が塩に移るから、縮んでいくんだよ。」
ぼく「砂糖をかけたら縮むかな?」
姉「聞いたことないよ。熱湯をかけるのは?」
母「熱湯をかけると体のタンパク質が固まり、すぐに死ぬよ。」
ぼく「ナメクジが発生しないように、草むしりを小まめにして湿気がたまらないようにしよう。
★「砂糖はかけたら?」は、ぜひ実験してほしかったなぁ。私も思っていることです。
★砂糖の実験をしました。塩と同じ結果です。