6年 Aさん「家の車庫に子猫」
家の車庫に猫がいました。
母「車庫の所に猫がおって、子猫産んどったんよ。」
私「えぇ~まじか。」
母猫がいない間に猫を見に行きました。
私「どこにおるん、おらんで」
母「えーほら、奥におるで!」
私「ほんまや!3匹?」母「いや、5匹おるで」
私「うそ!!5匹もどうするん~」
飼い猫か野良猫かは不明です。
動物病院に連絡してみたら、里親を探すには、エサを食べれるようになってからなので、様子見でした。
小さくて可愛かったけど、さすがに5匹は飼えません。
また子猫を見に行ったら親猫がいました。親猫に見つかってしまいました。
3日程したら車庫からいなくなっていました。
親猫に見つかったのと子猫を見に行きすぎたので、安全な所に連れて行ってしまったのでしょう。飼えないので少し安心。
次の時は見に行きすぎないようにします。
★母ネコの行動力はすごいですね。子ネコをくわえて5往復。大変です。
6年 Bさん「コンパスはなぜ方向を示せるのか」
四年生の時に理科の実験で使ったコンパスを見つけました。
私「なんでコンパスで方向わかるん?」
祖母「地球が磁石みたいになってるからやない?」
私「コンパスが磁石に引っ付くみたいになってるかも。」
祖母「調べて確かめてみな」
調べてみると祖母の言っていたとおりでした。
鉄などを主成分としたものが擦れあって回転すると電流が発生します。すると磁石の力が生まれます。
これが地球の中で起こっているから地球全体が磁石になります。
北極点にS極、南極点にN極があるため、コンパスの指針は一定の方向をさします。
★S極のSは南を意味するSouth(サウス)のS、N極のNは北を意味するNorth(ノース)のN。
北極にS極、南極にN極。理屈は分かっていても、「?」という気持ちになります。
3年「めばえのかんさつ」5/13
ヒマワリもホウセンカも芽生えました。陽が当たる良い場所がないので遅れました。
「今日は高さもはかります。地面からどこまでが高さかな?」
「①ここです。」
「そうだと思う人?」
多数が賛成しますが、「違います。」
「②ここです。」
「そうだと思う人?」
多数が賛成しますが、「違います。」
「③ここです。」
「そうだと思う人?」
多数が賛成します。
「正解。葉の根元までです。」
「ヒマワリとホウセンカ。15分ずつで観察します。最初の15分、始めなさい。」
「子葉の形の違いがよく描けています。」
「実物の大きさも記録していて、いいね!」
「子葉の根元のこれは何?」
「?」「分かりません。」「分かりません。」「う~ん。」
★でも、こんな記録がありました。
★観察を続けて答えを見つけましょう。
★色をぬるのも上手。美しいスケッチになりました。よく見ることができています。
本当に見る力が身につけば、身の回りの不思議に気付けます。退屈しません。
5年 Aさん「人はどうして朝になると身長が高くなるのか?」4月29日
朝、お兄ちゃんの身長を測ってみると、少しだけ身長が高くなっていました。
母「どうして朝になると高くなるんだろう?」
姉「そういう仕組みになっているんじゃない?」
兄「そうじゃないと身長高くなんかならんだろ?」
父「ホンマ、なんでなんだろうな?」
母「理科レポートあるんなら調べてみてや。」
背骨は小さな骨が24個つながっています。骨の間には重さを支えるためのクッションが入っています。
そのクッションは、起きている昼間に圧力がかかり水分が抜けて縮み、寝ていると圧力がかからないので水分が吸収されて伸びます。
一つのクッションの変化が1mmだとすると、全部で2cm以上は変化。なので、学校の身体測定は午前中です。
宇宙飛行士さんは宇宙から帰ってくると身長が4~5cmも伸びていることがあります。
★クッションは古くなると縮み、元に戻らなくなります。私は2cm身長が縮みました。ショックでした。
クツは午後に選ぶ。立っていると水分が 降りてきて足がむくんで大きくなるから。
6年 Bさん「塩素で髪の毛が茶色になるの?」
美容院で「髪染めてるの?」って聞かれました。
私「そんなに茶色ないと思うけど。」
母「スイミングの子はみんな茶色いよ。」
私「確かにー。水泳のせいかもね。」
母「多分、塩素じゃないん?」
調べました。やはり塩素が原因でした。
塩素には、漂白作用があって、髪の毛の表面のキューティクルを溶かしてしまいます。
塩素のダメージを受ける機会が多い人は、キューティクルが溶かされやすいので、髪の毛が茶色になりやすいです。
私「じゃあ、水泳してる間はずっと茶色か?」
母「スイミング終わったらきれいに髪の毛洗い流してね。」
★髪の毛の黒の色素が壊されると茶髪。もっと壊されるとき金髪。完全に壊れると白髪。
塩素だけなく、日光の紫外線でも髪の毛の色は変わります。
6年 Aさん「どうして蚊に刺されるとかゆくなる?」4/30
私「かゆい、かゆい」姉「どした?」
私「蚊に刺された。」
姉「時期的に、早くね?」
私「でも、もう5月やで。」
母「ただいま。何の話しよったん?」
姉「Aが蚊に刺されたんだって」
私「かゆい!かきたいっ!」
母「かいたらいかん。」
私「もう嫌だ。蚊に刺されただけでかゆくなるの?」
姉「危険生物の本をもってたやろ?書いてない?」
私「書いてたっけ?・・・見てー!のってたわ。」
姉「理科レポの課題が出てる?」私「うん。」
姉「これを理科レポにしたらええやん。」
私「今からやってきまーす。」
姉「がんばれー」
蚊は血を固まりにくくして、痛みをまひさせる成分を注入しながら血を吸います。
この成分が体内に入るとアレルギー反応が起こります。これが「かゆみ」の原因です。
初めて刺された赤ちゃんは、かゆくなりません。刺されながら年をとると、かゆくなく なります。
★戦争後、一人で何十年もジャングルに隠れていた日本人がいます。
彼は「蚊にたくさん刺され続けると、かゆくなくなった」と本に書いています。
6年 Bさん「ブランコに乗って足を伸ばしたり曲げたりすると高くこげる?」
友達とブランコで遊んでいました。
僕「全然高くこげんのやけど。」
友「足を伸ばしたり曲げたりせんといかんよ。」
僕「やってみよ〜。」
僕の心の中「なんで足を曲げたり伸ばしたりせな高くならんのやろ?。」
僕の心の中「理科レポにしよ。」
僕は、5年生で習った“ふりこの運動”かなと思いました。
インターネットで調べると、思った通りふりこの運動でした。重心が前や後ろにかかるから高くこげるらしいです。
★着目点が面白い。人が重心(重さの中心)を上下や前後に動かすエネルギーが、ブランコの振りを大きくしていきます。
パラメータ励振という物理現象です。
3年「しぜんのかんさつ」5/10
前回は“ロイロカメラで撮った画像でスケッチ”でしたが、撮った画像が使えません。
ピントが甘くて、拡大して細かい部分の観察ができません。
私が撮った画像から選んで、“スケッチと気付き”をノートにかきます。
自分で画像を拡大して細部を観察して、見たままを描く。見たことを文字にする練習。
★上の画像を含めて、9画像から選んで観察を行います。
「この形は?」
「六角形です。ハチの巣の形に似ています。」
「それ、いいね!」
★ますます上手な観察ができています。すごい成長です。
ノートの記録をふり返って「上手になった。」「私も上手になった。」との会話が聞こえてきました。
6年 Aさん「甘夏のマーマレード」?月?日
お母さんが甘夏の皮を大量に一生懸命細かくきざんでいました。
私「皮なんか切って何するの?」
母「マーマレードを作るんだよ」
私「種も取ってあるけど使うの?」
母「種にはペクチンが多くふくまれているから、とろみをつけてくれるんだよ」
私「マーマレードってジャムとは違うの?」
母「せっかくだから違いを調べてみるといいよ!」
私「うん!」
ジャムは果肉だけなので甘くてジューシー。マーマレードは皮が含まれているので少し苦味があり甘酸っぱく、ジャムよりあっさりしているものが多い。
私「違いが分かったよ!来年は私も甘夏でマーマレードを作ってみたいな」
母「大変だから、手伝ってくれると助かるよ!来年が楽しみだね!」
私はお母さんの手作りのいちごジャムとりんごジャムが好きです。
マーマレードは、私にはまだ少しにほろ苦かったので、お菓子作りに活躍しそうです。
ジャムは糖度が高いのでカチカチに凍らないので、冷凍庫で保存するのがオススメです。
出典:「ジャムとマーマレードの違いを詳しく!皮以外のポイントも全て知ろう」
★手作りなら「来年」まで待たなくてもいいね。GW中に実験(調理)にしようよ。
6年 Bさん「風船を温めると?」
ぼく「見てー!風船がしぼんどったのにふくらんだで!」
母 「なんで一瞬でそんなにふくらんだん?」
ぼく「ヒーターの前に置いとったらなったで!」
母 「すごいな!空気が温まってふくらんだんやな!」
ぼく「あっ!“空気を温めたら体積が増えて、冷やすと体積が減る”って理科で習ったの思い出した。」
母・ぼく「新しい発見をしたな!」
ヒーターの前から離したら、元のしぼんだ状態に戻りました。空気が元の状態に戻ったから。
新しい発見をしてワクワクしました。
★授業で学んだ知識を生活の中で実感できましたね。本物の“学び”の体験です。
6年「火が消える原因は?」5/2
①原因は酸素?二酸化炭素?
ロウソクの火が消えたフタをした集気ビンの中の空気の変化を確認。
酸素21%→17%、二酸化炭素0.04%→4%。
「火が消えるのは“酸素が減る”なら▇、“二酸化炭素が増える”なら▇を提出。」
★カードを選べない人が二人。気になります。
②酸素50%、二酸化炭素50%の中に火のついたロウソクを入れると?
「“すぐ消える▇”、“しばらく燃えて消える▇”、 “より激しく燃える▇”に理由を書いて提出。」
この理由は分かりやすく書けていますが、間違いがあります。分かりますか?
★“酸素が17%に減るまで燃える”です。
③実験で確かめる~結果は“▇激しく燃える”。正解は一人。理由は残念。
時間内に班内の2ペアとも自力で実験できなかった班がありました。“困ったら周りに助けを求める”です。ペア実験は続くよ。
④木や紙を燃やすと・・・二酸化炭素を出して炭や灰になる。
⑤鉄(スチールウール)を燃やすと・・・二酸化炭素は?
「100%酸素の中で鉄を燃やします。」激しく燃えるロウソク
「集気ビンの石灰水は白くにごらないから?鉄を燃やすと・・・」「二酸化炭素は出ません。」
〇実験はあたふたしました。最後に田中先生が見せてくれた実験は線香花火みたいでもう一回やってほしいです。
★⑤の実験感想は多数。
〇花火の実験がすごかったです。聞きたいことがあります。スチールウールは何に使われているんですか?
★汚れ落としです。
〇冬になるとお風呂をまきで炊きます。お風呂をわかしてと頼まれます。木が炭になるのでびっくりします。
★ その生活体験、いいね!
5年「予想問題つくり」5/2
1「予想問題をつくる(25分)。図、イラスト、動画を活用しなさい。」
2「班で点検。修正して提出(15分)しなさい。」
3「解き合い(30分)。全員分を解きなさい。ミスを見つけたら先生にカードを送る。」
4「すららドリル(1ユニット)」→感想
★4年生も3年生もしますよ。まずは今できている技術を練習しておこう。
〇図や写真がある問題が分かりやすい。
〇同じ問題があったけど、何回も復習できてよかった。
〇Aさんの問題には、ひっかけがあって面白い。
〇ぼくの問題には一つ間違いがあった。それに気付いたBさんはすごい。
〇特にすごかったのは、Cさんです。
〇Dさんは、間違いがないかていねいに見ていました。Eさんは優しく「ここは違うよ」と教えていていいな。
〇Fさんは自分で図を描いていて分かりやすい。
〇間違いを見つけたら「ここは直した方がいいよ」と、Gさんが優しく言っていました。
〇点検が終わっても間違いが多かった。みんなでしっかり点検して間違いをなくしたい。
〇班の問題は気を付けて点検したけど、まだ間違いが多いのでミスなしにしたい。
5年「何が1往復の時間を変えるは(2)」4/26
〇ふれ幅の実験結果(学級平均)
30℃:1.9秒 20℃:1.8秒 10℃:1.9秒
「おもりの重さの時は全て1.9秒。“少し変わる”と思う?次の実験と比べよう。」
〇ふりこの長さの実験結果(学級平均)
90cm:1.9秒 60cm:1.6秒 30cm:?
「30cmでは何秒になるかな?」
「0.4秒ずつ短くなっているので、1.1秒です。」
数値の変化から予想する態度は素晴らしい!けれど2回しか測定していないのに、“ずつ”はおかしいね。
「0.4秒って何?」「自分の?」の声。
個人の実験結果でなく、学級平均のように全体の結果で考えます。そのための学級平均です。
30cm:1.1秒・・・ふりこの長さが変わると1往復の時間は大きく変わります。
〇答えの修正の仕方
一番に提出されたカード。
「これは正解?間違い?」
“間違い”が多数派。提出者もこっち。
「間違いの理由は?」
「時間は“長い”“短い”ではなく、“速い”“遅い”です。」
そこだったんだね。
「この場合の時間は“長い”“短い”で正しい。提出者は自信を持ちなさいよ。」
〇動画の最後の問題
正しい予想の理由が出ません。
「正解は緑です。理由を再提出しなさい。」
「ヒントは、動画では“ひもの長さ”と言っていたね。1往復の時間が違うのはなぜかな?これもヒント。」
「合格者は4人です。」
・ふりこの長さはおもりの中心まで。重さは関係ない。
〇最後の問題の感想
・言葉が足りないのが悔しかったです。
・範囲を広げて考えたい。
・もっと先生の話を聞いていたら早く気付いた。
6年「酸素と二酸化炭素の割合は?」4/26
〇ロイロ・アンケートで前時の確認
「チッ素は変化しにくい気体なので79%と多い。酸素と二酸化炭素は変化します。」
「0.04%は二酸化炭素。0.00のレベルで増えていることが温暖化の問題です。」
〇気体の変化の予想
「▢はチッ素、▇は酸素。▇は二酸化炭素燃えた後を予想しなさい。」
★大きく3つの予想に分かれました。
A 酸素が3つ減り、二酸化炭素が3つ増える
B 酸素が半分、二酸化炭素が半分。
C 酸素の分が全部二酸化炭素になる。
〇測定する(ものを燃やす前と後の空気を調べる)
「今日は代表実験です。したい人?・・・では、Aさんは実験①、Bさんは実験②をします。」
①「これが気体検知管です。」
「Aさん。やって見せます。よくみておきなさい。・・・さあ、Aさん実験しなさい。」
「あっ、両端のガラスを折る。・・・あっ、向きが逆!・・・取っ手を引く!」
「管を触ってごらん。」「あつっ!」・・・という程は熱くないことを確認。
②「デジタル気体測定器です。」
「最初に“測定”ボタンを押す。漢字は読めるね。・・・電源切ったらだめ!」
「測定器のモニターを撮りなさい。・・・二酸化炭素が0.06%も!」
「ぼくのせいじゃありません。」
「たくさん人がいる。呼吸で空気が汚染されたかな。」
次は燃えた後の空気を測定
「結果、酸素は21%→17%。二酸化炭素は0.06%→3%。正解はAです。」
★酸素の一部が減って、二酸化炭素が少し増えます。
〇二酸化炭素はあまり増えなかったので驚いた。Aさん以下3名
〇燃やすと二酸化炭素は100倍に増えました。
〇あんなに二酸化炭素が増えたら、ゴミを燃やすのは大切だけど、すごく環境に悪い。
〇酸素に大きな変化がなかった。
〇酸素だけの空気で火をつけたら?
〇どうしてチッ素は変化しにくいのか調べます。
〇5年までは、みんなと意見が同じでなかったら意見を変えていた。今日は自分の意見を変えずに提出した。