6年「電気をためて使う」2/4
「電気をこれにためます。コンデンサーです。」
「コンデンサー。」
「コンデンサーは+と-を間違えたり、電気をためすぎると壊れるので注意。」
「手回し発電機をつないで充電しなさい。」
「充電をやめなさい。どうなっていますか?」
「ハンドルが回っています!」
「コンデンサーが電池になっています。いろいろな道具につないでみなさい。」
「明かりのつく豆電球と発光ダイオードを比べます。」
*豆電球より発光ダイオードの方が明るい。
「手回し発電機を100回回して充電する。どちらが長くついていますか?」
*豆電球は小数。多数は発光ダイオード。
「ネットの“ストップウォッチ”で時間を計りなさい。」
「豆電球の時間は?」
「1分です。」「58秒です。」「約2分です。」
「発光ダイオードで実験しなさい。」
「時間切れです。今の時間は?」
「6分です。」「7分です。」
「続きは現在15分のAさんにしてもらいます。」
*結果、発光ダイオードは1時間20分。Bさんによる追試は1時間53秒。二人もご苦労様でした。
準備していたら面白いものが出てきました。
発光ダイオードは電流が流れると光ります。
この装置では逆です。発光ダイオードに光を当てると電流が流れて(発電)、電子ブザーが鳴ります。
太陽光線と直角に当てる発電してブザーが鳴ります。少し角度を変えると鳴りません。
スピーカーに電流が流れると音。スピーカーに音を当てると電流が流れる(発電)。という装置もあります。
6年「愛媛の発電所の場所と数は?」1/28
東予と中予、西条市、新居浜市、四国中央市の地図で発電所の場所を調べます。
水力は青〇、火力は赤〇、太陽光発電は緑〇で囲みます。
地図からの気付き・疑問
「四国中央市以外は太陽光発電が多い。」近年、急速に増えました。
「お金がかからない太陽光発電が多い。」燃料を運ぶ必要がない。どこにでも作れます。
「太陽光発電は町中にもある。」狭い場所でもできるし、安全な発電方法です。
「四国中央市は水力発電だけ。」火力発電所が一つ、太陽光発電所は二つありました。
「火力発電は思ったより多い。」日本の約76%が火力発電。一番多い発電です。
「海岸に火力発電所が多い。」タンカー(船)で燃料を輸入しているので港が必要です。
「水力発電は少ない。」適当な場所は限られます。四国中央市には4つあります。
「火力は海岸、水力は山、太陽光はいろいろな場所にある。」発電の燃料の違いです。
「山や海岸に発電所がある。住宅地にはない。」事故があった時の安全のためです。
★新居浜と四国中央市の境に付近にある巨大太陽光発電所。G Earthで探して観てほしいです。
感想
〇今まで四国電力だけが四国地方に電気を届けてくれていると思っていました。
〇原発は愛媛県の伊方にもあります。地震や津波がくると東日本大震災のようになると思うと避難の方法も大事です。
〇意外に太陽光発電所が多くてびっくりしました。一番は火力発電所と思っていました。
〇太陽光発電所はよく見かけます。四国中央市は水力発電所の方が多いことを知りました。
★温暖化防止のために、太陽光発電所を作ることを政府が勧めた結果です。
4年 Aさん「ひっつき虫は、なんでくっつく」1/4
ぼく「足がチクチクする。何かくっついているのかな。うわっ。ひっつき虫がたくさんついている。」
母 「何をしているの?」
ぼく「ズボンにひっつく虫がついているから、とっているの。」
母「けっこうついているね。」
ぼく「ひっつく虫は何でひっつくのかな?」
母「調べたら?」
ひっつき虫の仕組みはいろいろあります。
表面に突き出た針の先が鈎になっていて引っかかるもの。逆向きのトゲのある突起で引っかけるもの。
ひっつき虫のある場所に行って観察します。
★ひっつき虫は、新居浜では「どろぼう」と呼ばれています。
3年 Bさん「鼻水」
ぼくは花粉症です。どうして鼻水がでるのかな?
母「鼻の内側に花粉やほこりがひっついてしまうんだ。」
父「鼻がむずむずする時は、鼻うがいするといい。」
ぼく「そうだったのか。」
母「プールやお風呂で鼻に水が入った時、つーんとする。海の水が鼻に入った時は痛くない。海の水が体液に近いからだ。」
鼻水のことが、よく分かりました。
★鼻うがいはいいらしいけど、ツーンが怖くてしていません。
4年 Cさん「冬にな と水滴は」12/27
私「冬になると外の空気が冷たくなるから、コップにつく水滴も増えるの?」
母「冷たくなるから増えるんじゃないの?」
父「もっと寒くなると増えるんじゃない?」
私「そうかもしれないね。」
父「調べてみたら?」
実験すると、雪が降っている日は水滴が多く出ました。気温がとても低くて、とても寒かったです。晴れの日は少なかったです。
寒ければ寒いほど水滴がたくさん出ます。
★実験で確かめたのが、いいね!理科の復習にもなりましたね。
5年 「水溶液の重さは」1/24
★水溶液の重さは? 完全に食塩を溶かした食塩水の重さは?
最初の1組の予想:黄色=水の重さだけ・緑色=水+食塩の重さ・青色=水+少し食塩の重さ
★色カードでない人は、時間までに決めかねた人です。
★予想は3つに分かれました。前回の授業で「目に見えない粒になって水の中にある」と学習しました。
黄色を選んではいけませんね。
★正解は緑色です。
〇食塩の動きの問題が的中してよかった。理由までは考えられなかった。理由を考えて実験したい。
食塩の重さの予想も的中しました。中学校の理科も楽しみです。
〇食塩を溶かしても重さが変わらない、食塩の粒は常に動いていることが分かりました。
★Aさんが「底にたまった食塩の粒が、どうして広がるの?」と不思議がるので説明。
★こんな「?」に気付いて、言葉にできることは大事です。Aさんが言わなかったら話す予定はありませんでした。
〇ぼくは軽くなると思っていたので驚きました。食塩はぶつかりながら動いていると知れました。Bさんは積極的に発表していました。
先生が教えてくれたのでコーヒーシュガーで試します。
〇実験でペアや班で協力できました。コロナ禍で実験が減ってしまうかもしれません。どの実験も集中して取り組みます。
〇食塩が水の中で動いていることを知ってびっくり。兄が高校生なので「食塩 が動いて広がるか」聞いてみます。
〇下にたまった食塩が均一に広がっていくことにびっくりして、不思議だなぁと思いました。
〇溶かした食塩は、底にずっとたまったままではないことが分かりました。動き続けて広がっていくことに、びっくりしました。
★中学校や高校で、もっと詳しく学習します。
4年 「空気の温まり方は」1/27・28
「空気の温まり方は?金属のように。水のように。どちらとも違う。三択です。」
「どちらとも違うが多いね。予想図を描こう。」
実験 ビーカーにアルミホイルでフタ。その中に線香の煙を入れる。ビーカーの底の端を熱して、煙の動きを観察。
★煙の動きは見にくいけれど、「ぐるぐる回っている」と声が入っています。
〇火をつける時に、Bさんが線香を持ってくれたので、やりやすかったです。
〇予想が当たっていました。みんなで協力できました。がんばっていたのはCさん。
〇マッチやアルミホイルの準備を、みんなでできました。
〇Dさんは線香を持って、Eさんがマッチで の火をつけて、いいなと思いました。Fさんは片付けをいっぱいしていました。
〇Gさんが「ここは、こうするんだよ。」とアドバイスしていました。
〇私の予想図は全然違っていました。空気も水と同じように温まった空気が動いて、全体が温まることが分かりました。
〇線香の煙を30秒入れたけど、煙の動きが見えませんでした。20秒でやったら、ちゃんと見えました。
★実験結果から、方法を修正して実験しています。素晴らしい。
〇空気の温まり方は「上に、横に、下に」の繰り返しでした。風船の実験を、お父さんとしたいです。
★ 熱の実験は安全のために 大人と一緒にしましょう。
4年 Aさん「透明な生き物」1/6 *透明な生き物の画像:Aさん
海岸で見つけました。
私「なんかジェルみたいなものがある。」
母「クラゲの脚じゃない?」
父「体の中に線があるね。」
私「動いた。つつくと動く。」
父「赤いものもついているね。」
母「見たことない生き物やね。」
正体はサルパ。生物学上はホヤの仲間。
寒天質の体に水を通すことで移動する。吸い込んだ水を体内のフィルターでこして、植物プランクトンを食べている。
★2枚のレポートの写真を見て「この透明な生き物は何だ?」と西本先生と調べました。写真で検索しても分からない・・・。
答えを書いた3枚目を見つけて分かりました。よく調べられましたね。驚きです。
★Aさんに調査方法を聞きました。私たちと同じ画像検索でした。
西本先生「ぼくたちはレポートの写真で検索。Aさんは直接撮った写真で検索した差です。」
なるほど、生の情報ほどいいわけです。
4年 Bさん「カキの中のカニ」1/5 *カニの画像:Bさん
お父さんがカキの殻を開けていると、小さなカニが入っていました。びっくり。カニがカキを食べているのかな?
私「どうしてカニが入っているんだろう?」
父「生きているカニが入っていてびっくりしたね。」
私「このカニはカクレガニの仲間です。貝の中に潜り込んで、貝に寄生するんだって。」
姉「じゃあ、いつ入ってくるんだろうね。」
私「メスが貝の中で卵を産んで、卵からかえった幼生は出水管から海に出て行き、他の貝の中に入っていくんだって。」
父「エサは貝が食べ残したもので十分で、貝の殻で守られていて安全なんだって。」
私「だからカニの甲羅がぷよぷよしているんだね。」
姉「いろんな生態があって、生き物の世界はおもしろいね。」
★カキでない貝でもカニが入っています。出水管は貝が海水を吹き出す管です。
3年 Aさん「ギンナン」12/25
おばあちゃん家に、袋に入った白い種があった。
私 「これ何なの?」
祖母「ギンナンよ。イチョウの実は黄色くて、形はサクランボに似ているよ。
果肉を取り除くと、硬い殻に包まれたギンナンが出てくるよ。殻を割って食べるのよ。」
私 「食べるまで、すごく時間がかかるんだね。」
祖母「果肉がとってもくさいの。だからギンナンも臭いのよ。」
私 「だから袋に入れているの?」
祖母「袋を開けて匂いをかいでみたら分かるよ。」
私 「くっさー・・・私はいらない。」
祖母「おいしいよ。栄養もあるしね。」
私 「公園のイチョウの木に、なってたかな?こんなに臭かったら、気付きそうなのに。」
祖母「触るとかぶれるよ。イチョウにはオスとメスがあって、メスにだけ実がなるから。」
私 「雄花・雌花は知っていたけど、木にもオスとメスに分かれているんだね。」
祖母「不思議ね。このギンナンを入れて茶碗蒸しを作ってあげる。」
ギンナンは甘いような苦いような不思議な味。私にはまだ早い、大人の味でした。
★イチョウは「生きている化石」です。絶滅危惧種として保護されています。
★植物の多くは実をつけるために「受粉→受精」です。
イチョウは花粉をつくりません。メダカや人間のように精子を作るので「受精」だけです。この発見は日本人です。
3年 Bさん「表面張力」
お正月におじいちゃんがお酒をつぐと、お酒がコップのふちから盛り上がっていました。
ぼく「どうしてこぼれないの?」
父「表面張力があるからだよ。」
ぼく「表面張力?」
母「調べてみたら?」
液体には常に表面張力が働いていて、表面を小さくしようとします。小さくなるため には内側から引っ張る力が働きます。
だからお酒がコップのふちから盛り上がっていてもこぼれません。昔の子どもは表面張力を利用して船を作って遊んでいたそうです。
★この力の働きで、無重力状態の宇宙船の中では、水は球形の粒になります。
この船とは笹舟のことですか?私も子ども頃は、これで遊びました。
3年 Bさん「カメムシ」12/28
お風呂から出た時、パンツの中がもぞもぞするので脱ぐと
ぼく「キャー!」
家族「どしたん?」
ぼく「パンツの中にカメムシがおったんよ!」
母 「えーっ。」
カメムシを捕まえて空に逃がしました。
母 「最近、カメムシが多いな。カメムシが多いと冬が寒いって言われているけど。」
ぼく「でも、ぼくのパンツに入ってこんでもいいのに。」
母 「とうへいのパンツに入りたかったんじゃない?いい匂いがするからかな?」
家族「わっはっは。」
カメムシが大量発生すると、冬が寒くなるのか?花粉が多い年に多くなるとも言われています。
スギやヒノキが花粉を飛ばした後にできる実が、カメムシの大好物だそうです。こういうのも関係しているのかな?
★洗濯して干しているパンツに入りましたね。温かい場所を見つけたのです。
★秋の頃、仕事から帰ったら洗濯物を取り入れていました。時々カメムシがついています。
「きゃーっ!カメムシがついている!」に「カメムシも暖かいところがいいんだよ。」と返しますが、面倒くさいです。
3年 Bさん「(化学)カイロはどうやって温かくなる?」1/7
ぼく「カイロは袋を開けたら何で温かくなるんだろう?
母 「酸素が関係しているかな?」
ぼく「黒い粉はなんだろう?火打ち石と石炭かな?」
母 「調べてみよう。」
冷えたカイロを開きました。色は茶色。その中に光る小さな粒が。鉄の匂いがします。触るとさらさらです。
クロームブックで調べました。カイロの中身は水。鉄粉塩、活性炭素、保水剤です。
鉄の塊を粉にすることにより、酸素に触れる面積が広くなる。水や塩を入れることで、鉄がさびやすくなる。活性炭素で空気中の酸素を集める。
鉄の粉がさびるときに出る熱を利用。速く強くさびるようにカイロは工夫しています。
★カイロの中身を「観る(意識して見る)」「匂う」「触る」と五感を使って調べています。「鉄の匂い」を知っているのは経験値が高いです。
★鉄の味は知っているかな?
5年「冬の天気」 1/17.18
〇雲画像の雲の動きが、おもしろかったです。大雪が降る時も雲画像分かりました。高気圧と低気圧も分かったので、天気予報が分かりやすくなりました。
〇最近見たテレビで日本海側に大雪が降って大雪警報が出ました。それを思い出して書いたら合っていました。
〇冬の天気の特徴をカードに書く時、「西高東低」という言葉が出ました。何それ?と思いました。最近、北風が強い理由が分かりました。
気象衛星から見た雲の動きでは北から風が吹いているのがよく分かりました。実際に理科室から空を見ると、北が晴れていて南には雲がかかっていました。
〇煙突の煙を見たら、雲の動きがすぐ分かりました。雲の動きで天気が分かるなんてすごい。毎日雲の観察をしてみたいです。
低気圧や高気圧のことも分かりました。名前だけ知っていて、意味を知りませんでした。
〇初めて「西高東低」という言葉を聞きました。空を見に行ったら、ゆっくりと雲が流れていました。これからはニュースを見るようにします。
〇高気圧、低気圧、西高東低など、新しい言葉がたくさん出てきたけど全部覚えました。反対側の天気が逆になるのが不思議です。
〇いつもは「雲が動いている」ぐらいしか思っていなかったので、雲の動きが分かった良かったです。空を見るのが好きなので、雲の方向や天気を観察したいです。
〇登校の時は、雲が速いなと思ったけど、みんなで見に行った時は遅かった。
6年「どんな発電方法がある?」1/17
〇発電の仕方を聞かれた時、すぐに五つ思いついたのでうれしいです。仲間分けをした時、共通点を見つけることもできたので楽しかったです!
〇発電方法は5種類しかないと思ったけど、その倍ありました。後で調べようと思いました。
〇みんなたくさんの種類 を知っていて、すごい。最後のシンキングツールを使っての仲間分けは、違いに気付いたけど手をあげられなかったのが悔しいです。
〇タービンを使っていない発電方法の仕組みは、どうなっているのかな?
★自学で調べましょう。
〇コイルと磁石で発電できることを知りませんでした。Aさんはすごい。
〇風力発電や水力発電、太陽光発電があるけれど、どの発電が一番環境に優しいのかな?
★自学で調べましょう。
〇熱を使う発電が多く、地球温暖化につながります。積極的に熱を使わないでいい発電方法で暮らしていきます。
6年「クロームブックで個別に動画(字幕)→すららドリル」1/17
〇久しぶりの電気の復習。忘れていることが多くて、すららで苦戦しました。動画を一人で見ることができるので分かりやすい。
音がないので少し違和感があります。でも動画を見た後、すららをすると分かりやすい。
〇レモンに亜鉛版と銅板 を刺して電池の代わりになるのは、レモンの果汁が電解液になったと思います。
グレープフルーツも同じです。
〇離れていても、この方法だったら授業ができます。逆に離れているから説明や質問がしにくいです。
★すららドリルの解説を読 んでも分からないことがありますね。ロイロで質問を「送る」で回答します。