1327

2021年2月22日 06時00分

4年 Aさん「どうして川の石は丸いの?」1/3

ぼく「川の石は、どうして丸いの?」

母「調べてみるね。」

ぼく「どうしてか分かったよ。」

母「分かったら答えてみて。」

ぼく「多分あってると思う。」

母「答えてみな。」

ぼく「川の水は流れで石が転がって、どんどんガタガタの石が丸くなっていくんだろ?」

母「そうやで。正解やな。」

ぼく「“正解”でも本当かどうか分からんな。本当に合ってるか、スマホで見せてや。」

母「本当やけん、信じな。」

ぼく「本当なんかなぁ?じゃぁ、信じるよ。」

★正解です。でも、親に頼らなくても確かめる方法はあります。専門家でも間違います。だから 実物を見て判断することが大事です。

子ども電話相談室「水よりお湯の方が速く凍るのはなぜですか?(小2)」2/7

△小学校2年生女子、▼専門家の回答 *どちらも要約です。

△「寒い夜に水とお湯を外に置いたら、水よりお湯の方が速く凍りました。なぜですか?」

△「とても寒かったので、父さんが氷を作ってみようと言うので外に置きました。」

▼「二つは同じ時間に出しましたか?容器の大きさは同じ?繰り返しても同じ結果でしたか?」

△「同じ時間、同じ大きさです。お湯の方が先に凍りました。」

▼「何度もお湯の方が速く凍ったのですね。あなたの予想はどうでしたか?」

△「水の方が速く凍りました。」

▼「大人は水の方が先に凍ると思います。古代ギリシャのアリストテレスは『お湯を冷ますには、日なたに置きなさい』と言っています。」

▼「1963年に、タンザニアの少年が同じような現象の自由研究をしました。それから学会で大論争が続いています。今もです。」

▼「2020年のカナダの実験で分かったことがあります。水のどの部分も同じ温度なら、ゆっくり冷めます。

 水の温度が部分で違うと、温度が高い部分は、ほかの部分より速く温度が下がることが明らかになりました。」

★ タンザニアの少年の研究は「?」で終わらせず発表したので、科学者が引き継ぎました。

1325

2021年2月19日 06時00分

5年「溶けるとは」2/9

〇 ちょっと余計な部分もあったけど、予想が当たりました!それにしても溶ける姿がきれいでした。Aさん

〇 Aさんと一緒に予想をして楽しかったです。Bさん

〇 食塩が溶ける時のモヤモヤがきれいでした。Cさん

★ 「きれい。」と感じる感性がいいね!みんな、興味を持って観察できました。

〇 食塩は水に入れると固まると思っていたけど、固まりませんでした。Dさん

〇 食塩が溶けると水になること、残っていたら下に沈むことが分かりました。Eさん

〇 色がついていても、透き通っていれば“透明”と知りませんでした。Fさん

★ ほかの事にも考えが広がっています。

 

〇 食塩が溶ける様子はおもしろかったです。モヤモヤが見えて、びっくりしました。Gさん

〇 溶けていく様子が、すごく生き物みたいでした。Hさん

〇 食塩が油みたいに溶けているのが、胎盤が物を通すことに似ていました。Iさん

★ モヤモヤ、生き物、油。いろいろな表現があると楽しいです。

★ Iさん、胎盤の働きを振り返っています。いいね!

〇 食塩は滝のようなモヤモヤだったけど、砂糖はどうなのかな。Jさん

〇 食塩が溶けるとカーテンみたいになるのが不思議でした。もっと食塩を入れていくと、食塩水はどうなるのか実験したいです。Kさん

〇 ほかの物は、どんな感じで溶けるのか気になります。家にあるもので試します。Lさん

★ 自主実験の意欲がいいね!簡単にできます。実験して自学か自主レポートにしよう。

1324

2021年2月18日 06時00分

6年「電気の使い方は」2/9

身近な電気製品をフセンに書く。電気を何に変えて利用しているかで仲間分け。生活の中でどうしても必要でないものをのける。

最後に残る電気製品は?

〇 冷蔵庫は必要。食べ物を保存できないからです。Aさん

〇 冷蔵庫とエアコンはなくてはなりません。Bさん

〇 掃除機です。ハウスダスト、ふとんにダニがわいたり病気になるからです。Cさん

★ 冷凍は無理ですが、冷蔵は「植木鉢+湿らせた砂利」の組み合わせを日陰に置くことで3℃にできます。

  ・・・これ、中学生の時の娘の自由研究でやってみたけど、うまくいきませんでした。またやってみます。

 

★ あなたにとってなくてはならない電気製品は?

〇 スマホです。持ち運べ、様々な情報がすぐ分かり、アプリでモチベーションが上がり、生きようと思えます。Dさん

〇 情報を手に入れるものは必要。ほかのものは昔のように人の手でできます。なくても生きていけます。Eさん

〇 電気製品がなかったらニュースが見られなくて困ります。本当に大事なのは“命”だと分かりました。Fさん

〇 一番と思うのはパソコン。テレビを見れるし、ご飯も楽しくなるからです。情報収集もできます。Gさん

〇 必要なものは“ない”ということに、びっくり。でもスマホはあってほしい。Hさん

〇 なくても生活できるんだな。でも、スマホ、PC、テレビは必要です。Iさん

★ 子どもも、現代は“情報”がとても大事だと意識していますね。

 

〇 便利に暮らせている今は、何も節約できていません。本当に必要なものは、人の知恵さえあれば節約してできます。Jさん

〇 現代の生活に電気製品はあふれている。電気がなくても生きていける。できるだけ減らすべきだ。Kさん

〇 電気製品の中で大事なものはどれか分かりません。電化製品がなくてもがんばれば生活できます。Lさん

〇 必要なものはたくさんあると思っていたけど、身近な物を工夫して使うと電気製品は必要ないんだ。Mさん

★ 使えば便利だけど、なくても生活できる。工夫する知恵があればいい。と気付きましたね。

 

★ 話し合って、必要な電気製品は0と回答した班がありました。

★ 医療用の電気製品で命をつないでいる人、命を助けられた人、コミュニケーションをとっている人がいることも、忘れないようにしよう。

★ Fさんの言うとおり” 命”を中心に考えることが大事です。

1323

2021年2月17日 06時00分

4年「水の温まり方は・・・熱した所より上から温まる」2/9

〇 金属棒と違って上から温まることを知りました。家での生活体験を思い出して考えます。Aさん

〇 予想が正解ではなかったので、次は生活体験を生かして予想を正解します。Bさん

〇 不正解が多かったです。経験は勉強に生かせるんだなと思いました。Cさん

★ どの学年も、予想が正解なのかを気にしますね。大事なのは、そこではありません。

〇 予想と反対だったのでびっくりしました。先生が「生活体験を生かして」と言っていたので、今度からは生活体験を生かします。Dさん

★ その後で、分かったことを生活に生かしましょう。

〇 なぜ金属も水も、どちらも熱すると体積が増える性質を持っているのに、温まり方が違うのかな、と思いました。Eさん

★ 学習したことを振り返って考えています。いいね!「そうなんだ。」で終わらず「どうして?」

  科学の大発見は、この感性から生まれました。

★ 1組は予想がいくつも出て面白かったです。根拠の発表もありました。

  2組の討議前は全員「金属と同じ」と予想。付け加えました。

  「水と金属の大きな違いは?」「液体と固体の違い。」「生活体験からも考えよう。」

  でも変化なし。熱心に話し合っているペアがいました。話し合う経験は、やがて花開きます。

科学クラブ「バード・コール作り」1/28  

先が尖ってない丸カンと木で作ります。丸カンをねじると、木との摩擦で音が出ます。

「チーッ、チーッ。」

ネジの深さ、ねじる速さを変えると音も変わります。松ヤニを塗ると摩擦が大きくなって、音が大きくなります。

松ヤニは楽器店で売っています。

★作り方 

材料 乾燥した硬い木と丸かん(直径6mm、長さ3cmか5cm。100円くらい)

電気ドリルの5.5mmで穴を開ける。丸カンをねじ込む。

「先生、鳥を呼び寄せられますか?」

「音を出すだけではだめです。鳥の鳴き声に似せた音を出す練習をしなさい。」

聞こえている鳴き声に似せて音を出せば、反応があります。

1327

2021年2月16日 06時00分

4年 Aさん「どうして川の石は丸いの?」1/3

ぼく「川の石は、どうして丸いの?」

母「調べてみるね。」

ぼく「どうしてか分かったよ。」

母「分かったら答えてみて。」

ぼく「多分あってると思う。」

母「答えてみな。」

ぼく「川の水は流れで石が転がって、どんどんガタガタの石が丸くなっていくんだろ?」

母「そうやで。正解やな。」

ぼく「“正解”でも本当かどうか分からんな。本当に合ってるか、スマホで見せてや。」

母「本当やけん、信じな。」

ぼく「本当なんかなぁ?じゃぁ、信じるよ。」

正解です。でも、親に頼らなくても確かめる方法はあります。専門家でも間違います。だから 実物を見て判断することが大事です。

子ども電話相談室「水よりお湯の方が速く凍るのはなぜですか?(小2)」2/7

△小学校2年生女子、▼専門家の回答 *どちらも要約です。

△「寒い夜に水とお湯を外に置いたら、水よりお湯の方が速く凍りました。なぜですか?」

△「とても寒かったので、父さんが氷を作ってみようと言うので外に置きました。」

▼「二つは同じ時間に出しましたか?容器の大きさは同じ?繰り返しても同じ結果でしたか?」

△「同じ時間、同じ大きさです。お湯の方が先に凍りました。」

▼「何度もお湯の方が速く凍ったのですね。あなたの予想はどうでしたか?」

△「水の方が速く凍りました。」

 

▼「大人は水の方が先に凍ると思います。古代ギリシャのアリストテレスは『お湯を冷ますには、日なたに置きなさい』と言っています。」

▼「1963年に、タンザニアの少年が同じような現象の自由研究をしました。それから学会で大論争が続いています。」*今もです。

▼「2020年のカナダの実験で分かったことがあります。水のどの部分も同じ温度なら、ゆっくり冷めます。

  水の温度が部分で違うと、温度が高い部分は、ほかの部分より速く温度が下がることが明らかになりました。」

★ タンザニアの少年の研究は「?」で終わらせず発表したので、科学者が受け取りました。

 

 

1322

2021年2月16日 06時00分

滝の宮公園「ハクチョウは?」2/7

寝込んだのでリハリビと気分転換のために、滝の宮公園(新居浜)で野鳥の観察をしました。

公園の池には水鳥がたくさんいました。家族で来ている人が、入れ替わりエサのパンをまいていました。

水鳥はカモとハクチョウと思っていました。でも、今までいたカモと色が違います。

白い胴、茶色の頭、黒いクチバシに白い模様。図鑑で調べるとホシハジロでした。冬鳥で、日本に渡来する数が増えています。

1975年に北海道で初めて確認。25年後には、東日本の水鳥の餌付け場では主力です。さらに20年後には、ここの公園の池では主力になっています。

ほかのカモと違って、浮いているエサだけでなく、沈んだエサもとれるのが強みです。他のカモは追い出されたようです。

ハクチョウという鳥はいません。オオハクチョウかコハクチョウです。という話を思い出しました。

ここのハクチョウを調べました。どちらでもありません。

「ここにいるのはハクチョウなのか?」

よくよく観察すると、おでこが出ていて、目の周りが黒い。でも図鑑にはありません。

ネットで調べるとコブハクチョウでした。ハクチョウは渡り鳥だけど、ここのコブハクチョウは一年中、ここにいます。なぜ?

コハクチョウとオオハクチョウの違いは、黄色の部分の広さ。コブハクチョウはクチバシが赤っぽい、おでこ、目の周りが黒い。

 

NHKニュース「鳥インフル 越冬地で検出のウイルス量 例年の数倍」より 2/9

鳥インフルエンザは去年11月以降、西日本など47か所の養鶏場などで発生。殺処分は930万羽あまりに上る見通しです。

鹿児島大学は、鹿児島県内の渡り鳥が飛来する地域の水のウイルスを調べています。

去年11~12月の週平均は56サンプル中19からウイルスが検出。これは1年前の7倍です。

今までは年明け以降ほぼ検出されなくなるのに、1月下旬まで平均11のサンプルから検出。

野鳥の間で感染が続いています。渡り鳥がシベリアに帰るために動き始めます。

ルートの途中にある養鶏場で、感染のリスクが高まると警告されています。

野鳥の中でも、感染しても無症状の野鳥が動いて広げているのでしょうね。

彼らにはマスクもワクチンもありません。予防の知識もありません。

理科レポート

2021年2月15日 06時00分

今日配付の1313号は、すでにアップ済みです。

1321

2021年2月12日 06時00分

6年「手回し発電機で発電・光電池で回すには」1/26

手回し発電機と光電池でプロペラを回します。

手回し発電機の取っ手を回すと、プロペラがぶんぶん回ります。これに「おおっ!」と声を上げる子が何人も。

豆電球、電子ブザー、LEDでも試します。全て働きます。

光電池につないで、理科室の蛍光灯の光で発電。プロペラは回りません。反応するのは電子ブザーだけ。

晴れた外で実験すると、プロペラはぶんぶん回ります。“太陽の光は、とても強い!”と実感します。

6年「電気で熱を作る」2/2

〇 熱で発電する時に、もっと熱を出すには電池の数を増やすことが分かりました。二つと三つでは全然違いました。板邊さん

〇 今日の理科で車を使った時、いろいろな人に教えることはできたので続けます。穏空さん

〇 実験で電池が2個と3個では、みつろうが溶ける速度が全然違ったのでびっくりしました。石村さん

〇 熱から電気を作る時、60%のエネルギーが捨てられているのはもったいないなと思いました。橘波さん

〇 豆電球も触ったら少し温かったので、同じだと思いました。森川さん

★ これに気付いた人は、他にもいたのではないかな。その気付きを“記録する”“記録しない”は“理解”の大きな差です。

  言葉や文にしないと気付きは消え、本物になりません。

 

エネルギー変換の話を少ししました。燃料の持つエネルギーの何%が電気になるかです。

水力発電は80%。LNG(天然ガス)、火力、原子力など熱を使う発電は、平均すると約40%。残りの60%は捨てられます。

使うより、捨てる方が多いのです。もったいないと思いませんか?

使える量を増やすより、使う量を節約すべきです。

1320

2021年2月10日 06時00分

5年「子宮の中の様子は」2/2

〇 体験をしてお母さんの苦労を知りました。帰って家族と話します。Aさん

〇妊婦さんは、こんなに苦しい生活を送っていると分かりました。起き上がる時に、とてもしんどいので、妊婦さんはとてもすごいです。Bさん

〇お母さんの体験をして、初めてお母さんの大変さが分かりました。

 起き上がったり座ったりするのも大変で、お母さんはすごいなと思いました。Cさん

〇お母さんって、こんなに重い思いをしてるんだな。妊婦体験で、多分明日はが肩こっています。Dさん

★5kgでも10kgの砂袋でも、ナップザックに入れて“背負う”や“抱える”は、しんどさを実感しにくいと考えました。

 今年はナップザックを抱えて“座って立ち上がる”“寝て立ち上がる”の行動にしました。

 砂袋抱えて腹筋するより、スクワットするより、こっちの方が大変。

〇妊婦さんつらつらさがよくわかりました。お母さんは、このつらのさ4回も経験していてすごいです。Eさん

〇妊婦さんは、あまりしんどくないと思っていました。実験で、すごくしんどいんだなと思いました。Fさん

〇赤ちゃんがお腹にいたら下が見えません。階段でこけたら危ないから、下を見て歩いた方が良いと分かりました。Gさん

そのとおりです。とても具体的です。いいね!

〇今日実験をやって、今、妊娠しているお母さんはとてもすごいなと思いました。Hさん

〇お母さんの大変さが分かりました。感謝の気持ちを伝えます。Iさん

〇羊水がちょっとでも入ってなかったら赤ちゃんが傷つくということが分かりました。Jさん

満たされた液体の中で浮いているから安全です。

〇小テスト全問正解できて良かったです。羊水が満タンとは思わなかったです。予想は50%でした。Kさん

★全問正解!調べ学習が生かされています。

1319

2021年2月9日 06時00分

4年生「マッチとアルコールランプの使い方」「金属棒の温まり方は」1/21

〇家でマッチをつけたことはありません。停電の時に使えると知ったので、危なくないと感じました。Aさん

★使い方を間違えば、どんな物も危険ですよ。

〇最初は怖かったけど最後の方ができました。フライドポテトを作った時も、火を使いました。Bさん

〇金属の棒の真ん中を温めると、上の方が温まると思ったけど、上と下の両方が温まりました。Cさん

〇予想が班の人の意見と分かれたので心配しました。正解してよかったです。Dさん

〇傾きは関係なく、左右同じ速さで熱が伝わることがわかりました。Eさん

〇Iさんは上手にマッチで火をつけていたので、すごいなあと思いました。Fさん

〇初めてマッチをつけました。最初は怖かったけど、マッチをつけられるようになって、とっても嬉しかったです。Gさん

〇いつ南海トラフ大地震が起きるか分かりません。マッチとアルコールランプの使い方を覚えて、その時に生かします。Hさん

★被災して電気が止まると大混乱。電気が止まっても暖房・料理ができる備えが必要です。

 

4年「金属の板の温まり方は」2/1

〇マッチの子が苦手な子がいました。その子のことを、「一回でもいいから頑張って」と応援することはいいことだなあと思いました。Aさん

〇マッチが怖い子を励ますことができました。Bさん

★声かけを続けよう。被災した時に備えて、安全な火の扱いができるようにしておこう。

〇初めて理由を発表できました。自信がなかったので、今までできなかったけど、できました。Cさん

〇今日、マッチをつけることができました。意外と簡単でした。理由も、時間はかかったけど発表できました。Dさん

★二人は、自分の壁を自分で乗り越えました。次は、もっと楽になるよ。そして、もっと先に進めます。

〇予想の1つ目はCさんが描いたのがあっていました。すごいです。二つ目はCさんの描いた通りになりませんでした。

 次は僕が描いて正解したいです。Eさん

〇今日のFさんは、なんだか頑張っていてステキでした。僕もみちるさんみたいになりたいです。Gさん

★自分の身近な友達に刺激されて、「頑張ろう!」としています。いいね!